【菌融庁検査 2022晩秋~北伐編~】11/3~5 [キノコ]
はい、こんちは。
上記は先週狩った、ピエブルー。
ムラサキシメジである。良質な品が採れた。時期がドンピシャであった。
ピエブルーと若干採れたシモフリシメジを加えたピラフ。
加熱しても紫色が褪せない為、とっても美しく食欲がソソル色合い?を保っています。
二合炊きなのに、ニンニクを6カケも微塵切りで加えたが、一度キノコと炒めて更に炊き込んで加熱したので、出来上がりはニンニク臭一切なし。全てが旨みに変化しました。
炊きあがり直後の仕上げに発酵バターを加えて少々保温したら出来上がり。
旨さ爆発!
欧州では高級キノコであるピエブルーは、やはり洋食に素晴らしく合う。 ^^
このピエブルーはこの時 連日朝方2℃程が続く気温の場所に生えたので、10月末で採れましたが、関東の平地や低山であれば11月末から12月に獲れるキノコなので、今後皆さんも出会えるチャンスがあると思いますよ。 是非!
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ピエブルーの近くに生えていました。
お久しぶり!!! 数年振りかな?
真上から見ると、ホンシメジそっくりさん!
しかし、生えている所は林道の脇なので、ホンシメジは有り得ない。 ^^;
ひっくり返して、ハイイロシメジ確定!
ヒダが垂生でしょ。これが特徴。臭いも特徴的。
時折当たる人がいるらしいが、自分は当たった事が無いし、まぁ旨いキノコの部類に入りますが、最近喰わない理由は兎に角「虫の入り」が凄まじい!
凄まじい!と言うのは大げさでは無い。その虫の種類が茶色い蛆虫系。これが根元だけでは無く余程の幼菌でなければ笠まで入り込んで食い荒らしています。
これを一応確認して、毎回スルーしていますな。 虫が好きな方は是非どうぞ。^^
さて、ここからは上記の翌日でやはり先週。
前日とは違う山です。
チャナメ。安定してゲットは出来ますが、富士山以外ではなかなか一度に大量ゲットが難しい。
だからと言って、簡単大漁の富士山のチャナメを老い先短い老人ならばいざ知らず、若者には獲って喰って欲しくは無いですな。ほんま、キロ当たり500ベクレル以上はあるよ!
朝九時頃山頂に着き、前日採り調理したピエブルーピラフを、この絶景を見ながら、食う。
旨い! ^^
林道脇で見つけました。
薄紫シメジですな。
出たな! がしかし、ちと発生が遅い。見るとしたら9月が多いね。
ピエブルーよりも発生が早いウスムラサキは同時期に獲っての比較が難しいキノコ。
ピエブルーを的確に採り常食している日本人が少ない為、毒菌ウスムラサキとの判別が完璧な人が、キノコハンターの中でも当然少ない。
因みに、ウラムラサキ、っていう食菌もありますよ。 間違えないでね。 ^^;
9~12月の時期に徹底してお勉強しておいた方が良いと思いますな。今後の為にね。^^
さて、下記からが11/3~5の北伐編となります。
ナメナメちゃん。 ^^
わざわざ北伐する理由は、このナメナメちゃんに会いたいが、ため。
久しぶりに、美しい秋色背景のクリタケの写真が撮れました。
勿論、撮る!だけでなく、採り!ましたけどね。 ^^
素晴らしい紅葉の写真は数枚ありましたが、雨降る中日に撮ったこの紅葉写真が何故かお気に入り。
2色、3色、4色等は結構あって、それはそれで綺麗なんですが、奥まで1色ってのが良いんですわ。
そして北伐最終日。
ヒラタケをゲット。
大株のナメナメちゃん、ゲット。
今回は「晩秋の北伐菌の入り口」でした。
まだまだ、例え北伐でも早過ぎる状態で釣果も伸びませんでしたが、その代わり素晴らしいジャスト オン タイム の紅葉が目白押しでした。 が、!!!、そんな紅葉の写真は一眼キャメラマンの方々にお任せ致します。 ^^;
今後は低山へと紅葉も降りて来ます。
まだまだ菌融も暫くはOKOK。
本格的な霜が降りる冬直前までは、楽しめるでしょう。
是非!
(○´ω`○)ノ**SeeYou**(○´ω`○)ノ
2022-11-06 19:39
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コメント(12)
どのキノコもスーパーで売られているキノコとは別物ですね。
見るからに美味しそうって感じがします。
ピエブルー(ムラサキシメジ)は色からして高級感がありますね^^
キノコは怖いので、素人はスーパーの物で我慢します^^
by kuwachan (2022-11-07 10:52)
キノコがわかる人は、いいですね。私にはとても、手が出せません。
by テリー (2022-11-07 12:48)
kuwachan様
友人が今月末にパリにマルシェでのオイスターとピエブルー食いの為だけに行くみたい。3泊8日とか言ってたかな?^^; お土産を聞かれたので、シードルとカルバトスと免税の煙草と答えました。(爆)それ程フランスではピエブルーは有名で高級なキノコですよ。フランスへ行ったならば是非!お召し上がりくださいな。^^
by のら人 (2022-11-07 20:32)
シメジも奥が深いですね。師匠の博識には驚嘆です。
ピラフが美味しそう。でも虫虫シメジは遠慮しときます。
大きいナメナメちゃんですね。やはり天然物は美味しそうです。
冬直前までは菌融を楽しめますか。また専門的な解説をお願いします。
by tochimochi (2022-11-07 20:41)
テリー様
日本各地で初心者の為のガイド付のきのこ狩り教室が開かれているので、参加すれば美味しいキノコを安全に確保可能です。
by のら人 (2022-11-07 20:44)
tochimochi様
奥久慈辺りは行った事も無く、今後も行く事は無さそうですので、土地勘もありませんが、福島県に近い緯度ですので、沢沿いならばナメナメちゃんが生えていそうな感じもあります。
是非トライしてみて下さいな。^^
by のら人 (2022-11-07 20:47)
ほんとにこういう色のキノコがあるのでやすね!
びっくりでやす!
最初のお写真だけを拝見した段階では、プラスチックのおもちゃだと思いやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2022-11-09 12:12)
ムラサキシメジは、私も以前、「畑」を確保しておりましたが、かなりご無沙汰していますので、今はどうなっていることか。
美味しいキノコなのに、ある後輩にお土産にとあげたら、奥様から「変な臭いがする」と言われて捨てられてしまったとのこと。
スーパーなどで売っている味もそっけもないキノコばかり食べているとそういうことになってしまうのでしょうね。
絶景のお写真、これは場所の特定につながりそうな気がしましたが(汗)
by 伊閣蝶 (2022-11-09 17:41)
ムラサキシメジって、毒々しく見えてしまいます。(^^;)
やっぱりキノコ音痴は治りそうもないので手は出せません。
今の時期、のら人さんの山歩きは宝探しですね。
by nousagi (2022-11-10 17:42)
ぼんぼちぼちぼち様
紫色の美しい色合いのキノコは数種類あります。
特に加熱しても色褪せなく美味しいピエブルーは日本でも一部栽培化されているみたいですが、ほとんどの日本人は知りませんねぇ。^^;
by のら人 (2022-11-11 20:26)
伊閣蝶様
ムラサキシメジはシロ移動するので、なかなか定点観測が難しいキノコです。強いて言えば、山桜近辺に生えるものは大きなシロ移動は無いので、そこが狙い目になりますね。
絶景写真の山では大した成果は無かったので、敢えて出しました。(爆)
by のら人 (2022-11-11 20:30)
nousagi様
いやいや。ムラサキシメジは書いた様に、フランスではピエブルーと呼ばれ、高級菌であり、栽培化もされているキノコです。安心安全であり。美味しいキノコです。^^ グローバルスタンダードを大きく履き違える日本人が少なからずいるようですが、nousagiさんには、そうなっては欲しく無いですねぇ。
by のら人 (2022-11-11 21:33)