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【ピクリマスター小太郎山】7/27 [山]

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はい、こんちは。

久々のカテゴリー「山」である。

本来は非常にお恥ずかしいハイクであったが、完全に開き直り!

タイトルをピクリマスター!?と、させて頂いた。

ピクピクッ! と、ピクる。 あぁ~、この甘い?言葉の響き・・・。

恥ずかしくて赤面どころか自決したくなる勢いである。本来ピクリの大否定派!である。(爆)

但しカテゴリーを「散歩」では無く、「山」としたのは一応今年初めてテン泊重荷を背負い続けたまま日帰りしたからである。 ^^


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お花達はそれなりに咲いている。

下山中にご夫婦連れに「キタダケソウ」は咲いていませんか?
と、聞かれたが流石に、6月に咲くので今日は無理です!とお伝えした。 ^^;

しかし重荷を背負ったこの激登り登山道は辛いねぇ。苦行そのものでしたわ。

あと外人も結構いるが、平日という事もあり高校生とか大学生辺りの大団体が多い!
高校生は引率者がしっかりしているが、大学生団体は最悪で道を譲らない!最低である。
この日は重荷登りでも一応「目的」があったのでヘロヘロになりながらも、かなりのペースを維持して登っていた。譲りなさい!道を!馬鹿なガキンチョめ! ^^;






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やっとこさ、小太郎山分岐点。広河原からここまで3時間くらい。
この時はまだ地蔵のオベリスクは見えていた。






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そして進行方向、小太郎山の尾根。奥にアサヨ峰等は見えているが小太郎山のちょうど奥の甲斐駒はガスで見えない。
今回は小太郎山から西に派生するバリの西尾根を降る予定だったが・・・。





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仙丈。以前二つとも登った沢を書き込みました。こっちからは対面なので良く見えますなぁ。
しかし、なんか不穏な雲の色ではありましぇんか???







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そして、小太郎山をピクリ!!!
偉そうにピクッてます。(爆) まぁね、深田では無く、山梨百名山だから許してねぇ。
さてここからが本番であったが、小休憩後西尾根の左側の岩岩部分から下降を始める。
直ぐにハイマツの海原。
右には逃げれない。左はシラビソの藪灌木帯。少し突っ込みキョロキョロ。

んんん~。 ケモノ道らしきものも見当たらない。

空を見上げる。ドス灰色の雲が増え続けている。

一気に尾根下降出来れば野呂川迄には2時間掛からない。
しかし、このハイマツの海とシラビソの藪。ルート選択次第ではどうなるか分からない。
4時間とか掛かり、土砂降りになり、日陰四郎兵衛沢の水も濁り水が飲めなくなったら最悪だ。

この日は意外と経験値から察しあまり悩むことなく、直ぐに諦めた。 
短い距離だがハイマツの海を登り返す。 ^^;
但し、まだ良いペースで登っているので他の選択肢もあった。
北岳頂上方面に進み、ここ数年来通行禁止の左俣ルートを降る事も出来た。通行禁止とは言え、それは左俣沢の渡渉ルートの不整備に寄るものだろう。多少不整備でも沢屋からすれば、なんら問題では無い。
とりあえず、選択肢を残し引き返す。
しかし、この小太郎山のアップダウンの登り返しが意外と重荷だと辛い、キツイ! ^^;
だいたい、この小太郎山に重荷で行く場合は、分岐に重荷はデポしてサブザックで往復するのだ。

今回の私は重荷のまま往復する馬鹿である! ^^;







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小太郎山ならではの光景かな。北方を見下ろすと、上記北沢峠や野呂川出合が見下ろせる、意外と近い。






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数度の登り返しでヘロヘロで分岐まで戻り、改めて雷鳥の大好きなオンタデの雌花。
しかし雷鳥はいない・・・。^^;

そこでポツリポツリ・・・。 とうとう、奴がやって来た! 明らかな雷雨の兆候である。

さて、雨は良いとしても雷に怯えながらの左俣沢ルートも、結局半分は尾根降りである。雷には怯える。その後雨足が強くなった後の左俣沢下降も気が乗らない。無理では無い。雨足次第だ。増水濁りならば無理に下降せず幕を張ればよい。濁った水でも多少?ならばゴクゴク飲んでも当たらない。当たった事も無い!

しかしねぇ、小太郎山の重荷往復で疲れちゃったのよ! (爆)

ここで「攻める」選択肢の気が抜けちゃいましたねぇ。

撤退を決断し、雷がズカンズカン鳴りだし、ガンガンと雨脚が強くなる中、ヒィヒィ言いながら?白根御池小屋に辿り着き、自分の選択が正解であった事に、安堵し満足する。 
この状態のアルプスのバリ尾根は流石に嫌だわ。^^


白根御池小屋で暫し、停滞。この日初めて諦めの?食事として持参したパンを齧る。 今回の旅はもう終わりだ。最悪だ・・・。 



小太郎山になんか、登りたかった訳では無い。 正直一生登りたくも無かった。興味が無い。^^;

南アルプススーパー林道の広河原から野呂川出合まで区間で大規模災害があり、ここ数年徒歩でさえ通行を禁止しているので仕方なく迂回ルートを算定しただけである。

広河原からだと、アサヨ峰稜線から登って降るか、小太郎バリか、左俣沢通行禁止ルートか、野呂川本流を強引に遡行するか、いずれかである。 まぁバリならばまだまだ色々ありますけどね。^^

北沢峠から入れば簡単であるが、東京方面からは走る距離がかなり長くなる。ガソリン代は過去最高値だ!高速代も民主党政権時代の様に無料では無く、高い!
更に、伊那市?か駐車場代1000円を昨年から仙流荘で徴収する。



白馬五竜の山小屋グループは完全に古き良きニッポン人の山を愛する心を金繰り捨ててしまった。

山小屋料金50%UP! テント泊料金は、4倍!!!(コロナ以前より)

山小屋一泊16000円。 テント泊は一人 なんと!!! 4000円 だ!!!


4000円(一張2000円・一人2000円の合計)????????????????


ただ、もう・・・苦笑いするしかない。 ^^;

ここまでやれば、逆に分かり易くて良いかもしれない。

貧乏人には、アルプスは不釣り合いなんだよ!  来るなよ!
こっちはさ、金持ちと外人様だけを相手にしたいんだよ!!!

って事ね。(爆)






金、金、金、である!


私が大好きな大昔の仕事人シリーズTVドラマで、

「金、金、金、の世の中で、泣くのは弱い者ばかり・・・」と言う降りがある。

まさに、それだ! (笑)


しかしだ! 私は弱くは、無い! 否、脆弱だからこそ!生存を賭けた時には、絶対に負けない。草食動物がライオンに狩られた時に見せる獰猛な一撃! ライオンでさえ駆逐する底力を持つ。 勝つのだ! このアホな日本システムには絶対に勝ってやる! その気概だけで生き残っている。 経済と医療に関してだ!
知見はある。十二分にある。絶対に、勝つ! ^^


しかし、いとも簡単に山の中では逃げ帰る。(爆)


流石に大自然には勝てないが、人間社会が作り上げた現代のクダラナイ!システムはチョロイものだ! 


そんなファイティングスピリットを思い出させてくれる今回の山行は、これはこれで結果的に良かった様な気がする。

今、結構な筋肉痛だしね。^^;






さて、話は変わり、皆さんは、ガソリン代が過去最高値になって苦しい家計?を更に圧迫している現状に、なんの憂いや怒りを感じないのだろうか?
原油自体も値上がりしているが、それ以上に政府がコロナ補助金をカットし始めたからだ。既得権益であるガソリン税は絶対に下げようとはしない。

あぁ~・・・、余裕のある年金暮らしの人が多いのね、多分。(笑)

JAFによるとガソリン代168円の時にその原価は98.9円だそうだ。その他部分はガソリン税と消費税。
このバカっ高い税金で過疎渦巻く人気の無い寒村に高速道路を作り捲り、一部既得権益を持った人間や企業にのみ税金をバラマキ、地元政治家はその見返りとして甘美な票田を得ているのである。

私は酒をかっくらい、タバコもパカパカ吸い続けている。タバコの税上げも酷いモノだが、最近では第三のビールの酒税を値上げされた。これで格安の第三も発泡酒並みに高くなってしまった。

政治家は悪くは無い。否、悪いには悪いが、小悪人程度だ。
本当の悪はこの国民そのものなのである。
国民が怒らず、大人しいが為に、小役人や政治家が一部の既得権益者の為に突っ走り好き勝手に増税させているのである。
これを真似て、日本の会社社会や学校社会も全て「姑息と悪事」で成り立っている。
ほぼ全員とは言わないまでも、大小あるものの姑息と悪事をやらかしている。
その罪の意識に耐えきれず時々、「募金」や道端で座り込んでいる老人等に声を掛けたりして、善人振りを装う。

まぁ、私の様な「本物の悪人」は現在では! 姑息も止めて、がしかし善人振る行いも皆無である。
一般人から見れば「悪人」かも知れないが、私は真面目に「仙人」を目指しているのだ!(爆)

山で瀕死の遭難者を見付けたら、皆さんどうするだろうか? ピンピンしてはいない、瀕死だ。
例えば痛い痛いとギャァギャァ叫んでる中国人のおばさんだったら、捨て置く。もしくは追い打ちを掛けるかも? ^^

瀕死だが意識はある。勿論レスキューは呼ぶ。携帯が繋がったとして、その後だ。
今の時期ならば山中には美味しいポルチーニが生えているだろう。
私ならば、それを遭難者に渡す。

「これ食えば楽に逝けるよ」と言って。

逆ウィット?的な冗談は瀕死の重傷者には良いかと思うのだが、冗談の通じない一般的な日本人でも既に死を悟っている「瀕死状態」ならば、受け入れてくれることかと思う。 
もし自分がその瀕死の重傷者ならば、この冗談は嬉しすぎて生き返るかも知れない! ^^

私の想像ではポルチーニでは無く松茸を差し出せば強欲な日本人は生き返るのでは無いかと考えている。

自分のアノマリーとして、想定しておくと現実にならない。ってのがある。
だから常に自分が遭難するイメージとかを想像している。

さて、アノマリー通り一生遭難しないかどうか、見物だねぇ。 ^^





(○´ω`○)ノ**SeeYou**(○´ω`○)ノ







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コメント 6

tochimochi

師匠の選択肢は多岐にわたりますね。
近場の沢で涼むしか考えられない私とは雲泥の差です。
それでも山での雷には勝てませんね。避難撤退が賢明です。
アルプスのテン場代の値上げにはほんとビックリですね。
まぁもうあの辺りには行かないでしょうからいいですが・・・。
経済、医療の知見は無敵・・・流石です。
by tochimochi (2023-07-29 22:13) 

のら人

tochimochi様
いやいや、多岐ではなくなりつつあるんですよ。
少なくとも還暦まではあまり遠出はしない様に心掛けるつもりです。
遠出の魅力そのものが希薄になってきて、且つ多額の金が掛かる遠出が馬鹿らしいこの頃です。^^故に南ア程度までが丁度良いんです。経済を見切るのは難しくないですが、医療を見切るのは結構難易度が高いと思われます。^^;
by のら人 (2023-07-30 18:17) 

kuwachan

ガソリン代高くなっていますよね。
私は営業マンの勧めで今乗っている車をディーゼルにしたのですが
ガソリン代、燃費がこんなにも違うのかとびっくりしました。
今や軽油もその時のハイオク並みの値段になっていて
ディーゼルにしておいて良かったなと思う今日この頃です。
by kuwachan (2023-07-30 19:47) 

のら人

kuwachan様
高いですよねぇ。昔レギュラーでリッター70円台がありましたから、その倍以上!地方に行くと凄い高いですよ!高速道路のSAなんか20円以上高い!そもそも高速のSAやPAが土産にしろなんでも高いのが有り得ない事です。ディーゼルにされたのは凄く賢い選択でしたね。今はディーゼルかハイブリットの二択ですね。EVは駄目です。特に寒冷地では全く役に立ちませんね。^^
by のら人 (2023-07-31 19:36) 

nousagi

何とか荷物を軽くしようとするのが大多数ですよね。
なのにわざわざ重荷を背負ってですか。(^^;)
しかもトレーニングの裏山散歩ではなくアルプスで、ですね。
ほんと、ご苦労様でした。(^^;)
by nousagi (2023-08-03 19:51) 

のら人

nousagi様
この時は2泊3日のテン泊を想定していたので、重いんです。^^;
結果、日帰りしましたけどね。
これはこれで良いボッカトレーニングになりました。
お蔭で翌週に良い沢旅が出来ました。^^
by のら人 (2023-08-05 12:29) 

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