【中川川 東沢 ヤビキ沢左俣左沢】5/18 [沢・谷]
※今回は赤いトラックです。
はい、こんちは。
今回は先週に引き続き、西丹沢自然教室を基点に、先週の西沢の逆の東沢の沢歩きをして参りました。
先週と同じ様な時間帯 AM7時前には西丹沢自然教室に着きましたが、先週は余裕で車を停められたにも拘らず、今回はアウト!満車。仕方なく少し下の箒沢に駐車しましたが、今回は下山は箒沢なので、特に問題無し。
しかし、満車ってねぇ、平日なのに。ほぼほぼ、檜洞丸のシロヤシオ狙いのピクニッカーかハイカーでしょう。^^;
先週の本棚沢は超癒しの沢でしたが、今回は一転して登攀系の沢で単純標高差も200m程UP。
夏に向けての良いアスレチックトレーニングとなりました。^^
但し出だしでつまづきました。キャンプ場から東沢沿いに辿るルート標識があり、こっちの方が早いかな?と思いテクテク歩を進めると道型が無くなり2連の大堰堤にて「おやっ?」って感じ。^^;
右岸から左岸に渡渉し高巻こうとするも鹿道も無い状態で、早速懸垂するか?って下を見るも、キレ落ちていて下が見えん。20mロープで空中懸垂のリスクは負いたかぁないよ!(爆)
しょうがないので、早くもGPSをON。GPS上ではココさえクリアすればゴーラ沢出合は直ぐなんだけどねぇ。^^;
諦めて少し戻り、鹿道のあるズルズルの沢型から登山道へショートカットしてから、ゴーラ沢出合へ。
1時間近くタイムロス。
どこで道をロストしたんだか。東沢コースを辿ろうとする人は気を付けた方が良いですよ。
沢屋ならばどうにでもなるけどピクニッカーなんかが入り込んで迷ったら遭難しちゃうからね。^^;
----------------------------------------------------------------------------------
ゴーラ沢出合からは直ぐに堰堤が二つあるので、暫く沢と並行する登山道を登り高巻く感じ。
沢に降りる適当な踏み跡を見つけて、入渓。直ぐにまた堰堤がありますが簡単に左から越えます。
してゴーロを歩くと上記が真のゴーラ沢出合。正面がゴーラ沢。右から流れ込むのがヤビキ沢。
故に右に進みます。
しかしこの辺りから既に勾配がキツイ。先週の本棚沢は詰めだけ急でしたが、ココはゴーロなのに結構勾配があります。短い距離で詰め上げていくイメージですな。
今回はこのナメが目的でした。先週の本棚沢のナメは規模小さすぎて、ありゃナメとは言わん。^^;
いやぁ、久々のナメでした。距離が短いとか過去レポにはあるけど、釜の沢の千丈のナメじゃぁ無いんだから、この程度でも充分でしょう!^^
東南方向へ向かう沢歩きになるので、陽が入りづらく涼しい。稜線も1400m級だからそんなに暑くは感じず。しかし下山して車のドアを開けたら、真夏地獄状態でしたねぇ。外気温は32度。^^;
やっぱ、この時期からは「沢」しかありませんなぁ。
多分、左側もナメだったんでしょうけど、ゴーロで埋まった感じ。
はい、二股に到着。右沢に行くと結構厳し目の涸棚があるらしいので、左へ。左はご覧の通り10m二段滝。
陽が入らないので、薄暗く陰気な雰囲気の滝ですなぁ。巻きは左のガレ場からですが頭5個分位の大きさの石を落としました。複数人数で行く時は注意。だから単独の方がバリエーションは安全なんですよねぇ。誰かと一緒だと気が大きくなり慢心した行動を取りやすいんですわ。それで事故る。そして事故っても仲間が助けを呼んでくれる。だから、単独行で無くて良かった良かった!ってね。^^;
そもそも単独行ならば石橋を叩く慎重行動を取るから事故らないんですよ! 仲間が落とす落石も無い訳だし。^^
10m滝の直ぐ上流部。三条か。最右から取り付こうとするも意外と水を被る。暑けりゃ良いが涼しいからねぇ。被りたくは無い。よって、左から。
この少し上に左から幾つも流れ込む湧水地帯があり、そこで水は枯れます。
ゴクゴク飲んで水を補給。ここも二股で方向的に左です。1491mのテシロノ頭を目指していますので。
さてさてここからが、涸滝のアスレチック登攀です。久々にハイステップを多用したので足が吊るかと思ったが大丈夫でした。今年は低山ばかりだけど冬の間に良く登ったからねぇ。
ルートやムーブ次第ですが、どれも簡単で楽しめます。但し、これはいつもの事ですが唯の「ガバ」を安易に掴みませんよ、自分は。「ガバガバのガバ」を必ず掴みます。慎重に更に輪を掛けてね。ココが大事な事。必ずや、動くガバって、ありますからねぇ。特に沢では。^^
稜線に近づいて何処かで左の尾根に乗ろうかなぁと考えつつ、尾根の土が凄く柔い。ズルズルは登り辛いので、可能な限り石や岩のある沢底を進みました。1430m辺りでやっと脱渓し、稜線登山道へ。
ミズは生えてるんですがその他の山菜が少ないねぇ。鹿にやられた丹沢は。やっと小さい株だがモミジガサを発見。大きくなれよ!^^
テシロノ頭に到着。終了! 箒沢公園橋へ下山します。
今週もシロヤシオ。キノコは見つかりませんでした。^^;
左のピークが同角の頭。
ブナの新緑が綺麗ですが、鹿柵だらけ!
鹿柵の中を観察すると、ウルシの小苗やキイチゴが多いかな。神奈川県の自然保護課には今後も頑張って頂きたい。税金払ってるんだから!(笑)但し、鳥獣保護区に対しても鹿撃ちはやって欲しいですな。兎に角、鹿が凄過ぎるんだから。
ミツバツツジはまだ蕾のものも多数。次週以降はこちらが本番ですかね。
年間を通して沢行は3本やれば良いかな?って感じですが、早速2本こなしてしまいました。^^;
来週、再来週は「田植え本番」で大忙しで、山には行けないと思いますのでね。
夏野菜の植え付けも一段落。残りはキュウリの追加蒔きとサツマイモの苗植えくらい。
しかし3株植えたスイカちゃんの苗が早くも2つ枯れたので、また買ってこよう。米の師匠からスイカは高畝が良いと聞いたので今年は高畝に植えたら直ぐに枯れたのだ。昨年はほぼ平地に植えて正解だったのだ。やはり「俺様」が一番正しいのだ! 沢でも山でも畑でも。(爆)
脇目も振らず、人様の助言も聞き入れず、己の信じた道を突き進む本物の鬼畜アウトロー。
絶対に群ることは、しない! 群衆の中に埋もれて枯れ果てる事は、ない!
決して、ワクチンは撃たない! マスクもしない!
強制!国民皆健康保険制度と会社員の強制!健康診断制度を、正面から否定する!
それが、私なのだ。 ^^
以上
(○´ω`○)ノ**SeeYou**(○´ω`○)ノ
2023-05-19 13:48
nice!(16)
コメント(8)
丹沢のシロヤシオは今がピークですか。
この時期は混むんですねぇ。
流石に師匠はヤシオ狙いでも沢からなんですね。ヘタレの私とは大違い。
まだシャワーは避けたいですよね。でもアスレチック登攀は楽しそうです。冬に鍛えた甲斐が有りましたね。
by tochimochi (2023-05-20 17:19)
平日でも山の駐車場が満車って凄いですね。
通常であれば気候のいい時だからでしょうね。
シロヤシオにミツバツツジが綺麗ですものね。
うちは枝豆の発芽率が異常に悪くて、もう一袋、種を買ってきました。
by kuwachan (2023-05-21 05:33)
tochimochi様
そうです。シロヤシオピークでした。^^
先週は神奈川ナンバーしか見ませんでしたが。今回は所沢とか東京ナンバーを見たので、著名なんですかね。
先輩がヘタレな訳無いですな。今後の季節はまた沢に行くでしょ!^^
by のら人 (2023-05-21 18:52)
kuwachan様
20台くらいは停められる所ですが、それが朝7時前に満車ってのは如何に神奈川県の人口が多いか!って事ですねぇ。そして神奈川にはほぼ丹沢しか山は無いんですが、鹿の食害の影響か花の種類も大したことは無くて、シロヤシオくらいしか無いのかも。故に混む訳です。^^;
自分の枝豆は今年は越後茶豆一択で、鳥にヤラレて追い撒き追い撒きで今15株程で進行中です。
by のら人 (2023-05-21 18:58)
のら人さんらしい山行(沢歩き)が続いたんですね。
やっぱりこの時期、この辺りはシロヤシオの頃はワンサカ、
人が増える人気の場所ですね。
by nousagi (2023-05-22 16:38)
nousagi様
そうです。単独だとこういうチョイスをしてしまいます。^^;
なんで皆さん収穫出来ない?シロヤシオを好むのかが自分には理解できませんなぁ。(笑)今後暫くは同様に白花のヤマボウシを探して歩きたい所です。夏以降の収穫の為に・・・。^^
by のら人 (2023-05-23 18:53)
今回は東沢ですか。
このナメは見事ですね。この沢には入ったことがありませんでしたが、がぜん興味がわいてきました。
沢は単独行に限る。
これは私も同感です。自分の実力を見極め慎重に行動することになるから。
ところで沢のガバはとりわけ要注意ですね。うかつに体重をかけてぐらりとした時の冷汗は経験したことのある人にはわかるかもしれません。
by 伊閣蝶 (2023-06-01 09:44)
伊閣蝶様
そうです、東沢です。
ナメがなかなか良かったです。^^
リスクの高いルート取りをせずとも、やはりかなりバランシーな動作を多々しているので、沢に関しては自分一人だけ!の方が面倒が少ないです。一つ一つの動作に集中できるのでそれも単独の安心感に繋がりますね。
by のら人 (2023-06-02 11:27)