【濁川 振子沢】７/１

午前3：45に車中泊にて目覚める。

既に明るい。朝焼けしている。

４時過ぎには出立した。


ん！！！？？？

濁川　？　

振子沢　？

なに？　どこ？　それ。


さぁて！　どこでしょうかねぇ。(￣ー+￣)ニヤリ

何時もの様に、分ったら！　ナイスでも押してください。
分らなかったら押したら駄目よ。　＾＾


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タニウツギが盛り。




アオモリトドマツは沢山松ぼっくりを付けてます。




ガクウラジロヨウラクはウジャウジャどこでも生えている。





なんか雪あるねぇ。　＾＾


さて！　もうお解りでしょ？

ん？　まだ分らないって。

まぁ仕方ないですね。　まだ我慢しましょうね。　＾＾







濁川に出てきました。

いやぁ！！！
ここまでが核心ですねぇ！　道はあるんですが、ボサが被りまくり。
道もほとんど見えない。朝露地獄！　＾＾；
今年４回目の沢登りですが、まだ入渓していないのに！既に今年一番の！ずぶ濡れ状態でした。

そして水が濁川だけあって　・・・　濁ってます。　＾＾

硫黄の匂いもします。

火山？　活火山？　・・・　噴火しちゃうの？？？　＾＾；

今回は少しだけ、噴火は恐かったですね。草津白根の一件も今年はありましたしね。　＾＾

さて、もうわかりましたね？　草津では無いですよ。勘違いしないで下さいね。　＾＾

あぁ～うぅ～・・・分りませんか？

まだ許しますよぉ。　＾＾









小滝はほぼ登れます。
アクアステルス、バッチグー！で効き捲り。全く動揺はございません！
但し　・・・　水は濁っていて終始、硫黄の香りがします。決して飲めない事は本能が訴えてます。　＾＾









出ました！　お見事！　振子滝　下段！

下段ですよぉ～。下段ね。　＾＾
ご覧のとおり、風が吹くと流れが振られるので、振子滝ね。　
右岸、滝の左に道が出来てますので簡単に巻けますよ。　





おぉ！振子滝上段ですよぉ～、皆さん！　＾＾
高いですねぇ！勇壮で華麗ですねぇ。素晴らしい。　

これは右のガレから巻いて行きます。最後ルンゼを落ち口以上まで登り少々気を使う斜度の登りになりましたが、落ち口ジャスト辺りからトラバースならば、簡単そうでした。　＾＾；



上段滝の滝底脇には雪渓ね。




素晴らしい！　濁川本流の不帰の滝が見えてますよぉ！　＾＾



さぁ、もうお分りですね？　んんん？　まだ分りませんかぁ？






ん？　沢の雰囲気が変わりましたね。岩稜帯。












ハイハイ！ヤバイです。踏みつぶしそうですぅ～！！！！　（爆）
少しは踏んづけてたかも？　ごめんね。　＾＾；

凄いんですよ！凄すぎ。数が凄い。あと白いハクサンチドリは沢山あるんですが、普通の色タイプはその百万倍？は生えてまして、もうお腹一杯ですよ。　＾＾





この花沢山生えてますが、調べる気がおこらないです。　＾＾；








この写真が二股の右俣です。右俣は濁りの無い綺麗な流れでしたが、今回は濁りきった！左俣へＧＯ！＾＾


なぜでしょうか？　なぜ過酷な左俣へ進むのでしょうか？？？

それは　・・・







自分は「馬草」と呼びます。
馬草が凄いですよ！　＾＾

ぼぉ～と歩いてると踏みつぶしますよぉ！

ウジャウジャです。　北アルプスの蓮華岳が一番だと思ってましたが、ココの方が断然凄いです。

因みに、一般登山道での帰路は一株しか見れませんでした。自分は満喫したから良いのですが。＾＾；





キンコウカも彩りを添えます。　＾＾





さて・・・変な所に出てきましたよ。
んんん？？？
水たまり？？？




取りあえず、水を舐めると不味い！です。＾＾；
なんなんでしょうか！ここは！（シラジラシイ・・・＾＾）






変な、水たまりから仰ぐ。　（爆）




さて、流石にお分かりではないでしょうかね。

へぇ？？？　まだ分らんのですか？？？　＾＾；





ここで大振りなハクサンチドリ。ほんと、ウジャウジャですよ、飽きるくらい。＾＾




はい！これね。＾＾

最近、マイブームでチコちゃんなんです。

これでも分らない方は　・・・　「ボーっと生きてんじゃねえよ！」　　です。

ジャパニーズの方々は、これを「ＯＫＡＭＡ」と、呼んでいます。

ハイ、ここで分かっても既に遅いですよ～、ちこちゃんに怒られますよ！　＾＾

今回、登山道に出て来る手前で、激しくヘリにタカラレました！
頭上で１５分ほど旋回ホバリングしてました！
はっきりいって！迷惑です！

ケダモノは、遭難しません！
する訳がないんです！　だってケダモノなんですから。

完璧に「無視」しましたが、下手に合図すると遭難に間違われそうなので無視しました。＾＾
その後、一旦ヘリはいなくなり、しかしまた暫くして濁川下流をブンブン飛んでいました。
やはり、誰か遭難したのかな？？？　　＾＾；






多分朝日連峰。




ベニバナイチヤクソウ。



幾らでも生えてる、マルバシモツケ。







帰路に鎌先温泉　木村屋さんへ日帰り入浴　500円。
がが温泉や、遠刈田温泉より安いし泉質も良いので絶対お勧めですね。
露天風呂の泉質は凄いです。自分の温泉クオリティー５本の指に入りますね。





さてさて、もうこれでもどこなのか分からない方々は失格！です。＾＾


「ボーっと生きてんじゃねえよ！」



と、言わせて頂きます。　(´･∞･`)ウシシシッ








解答は上記ですね。青線が今回のトラックです。


今回は土曜日に仙台出張がある為、「上手い事」構成しました。

東京仙台間の往復新幹線代金22000円ですよ。

貧乏人には無理ですよ！

これが出張なら無料？ですから使わない手はありません！

レンタカー借りて車中泊ならせいぜい１万円前後で済みます。
節約して楽しみましょう！




今回は仙台出張を利用した、蔵王の沢旅でした。またねぇ！



(○´ω｀○)ノ＊＊ＳｅｅＹｏｕ＊＊(○´ω｀○)ノ



追記：　https://www.khb-tv.co.jp/news/localNews/201806281200011.html
５日前に蔵王で遭難された方、未だ発見されて無いようです。この方の捜索をしていたんですね。あのヘリコは。先程知りました。＾＾；
賽の河原に遭難者の車が置いてあるそうです。自分は大黒天に駐車して往路は一旦降って賽の河原から入山しました。たぶん、濁川渡渉点まではこの遭難者と同じルートかもしれませんが、自分は遭難者の形跡は一切見掛ませんでした。いち早い発見と、無事を祈ってます。

コメント 15

もちろんわからないから調べました。
しかし後の方の為に書きません
振り子滝とは風が吹くと降られるのですね
不帰の滝、見事ですね。この全景が見える場所は
限られますね
ケダモノさん、また見たことない景色よろしく！
遠刈田温泉は言った事ありますよ

by majyo (2018-07-02 06:05) 

majyo様
そうです。
風が吹くと振り子の如し！らしいですが、この日は残念ながら風もなく、且つくそ暑い日でした。＾＾；
早朝から行動して正解でしたね。
誰でも見れる景色以外！を今後も頑張りますね。遠刈田温泉行かれたことがありましたか？！次回は遠刈田も行きたいです。
by のら人 (2018-07-02 09:22) 

こんにちは。
御釜でようやく分かりました(^^ゞ
私が行った時には霧の中で姿を現してくれませんでした(>_<)

by kuwachan (2018-07-02 12:07) 

出た～ケダモノ（笑）
本領発揮ですね。
でも、花の好きなケダモノってなんだか・・・。（笑）
絶対、ウハウハ喜んだでしょうね。
遭難された方、無事で、早く見つかるといいですね。
by nousagi (2018-07-02 16:47) 

kuwachan様
こんばんは。
お釜は流石に分りますね。＾＾
五色沼とも言われ、状況により色が変化するそうですが、あまり行かない方が良いと思います。草津白根みたいに、いつ爆発するか、実は分らない代物で、現在登山道とされている個所も実は危険です。＾＾；
by のら人 (2018-07-02 19:19) 

nousagi様
出ました！ケダモノが。＾＾
お喜び頂き、大変光栄です。
ケダモノもは花が大好きなんですよ。
山菜もキノコも無い季節は、花を見るくらいしかありませんからねぇ。
遭難者のご家族の方はさぞご心配だと思われます。
賽の河原からの入山で熊野岳を目指す、と言うのがポイントだと思います。早く発見して欲しいですね。
by のら人 (2018-07-02 19:24) 

なるほどお釜に突き上げてる沢ですか。
それも花がいっぱいとはいいですね。
さらに涼しいのが一番ですね。
それにしても出張を利用しての山行とはやりますね　＾＾
by tochimochi (2018-07-02 23:34) 

tochimochi様
そうです。
OKAMAに直接突き上げる（源頭を少し乗っこす）沢が右俣です。
左俣は五色岳に直接突き上げます。まぁ、五色岳登頂には興味が無かったので、大量のコマクサを堪能しながら五色岳中腹をトラバースしながら、OKAMAに降り立ちました。＾＾
天候だけが心配でしたが、最高の出張となりました。
by のら人 (2018-07-03 07:58) 

私もチコちゃんの大ファンで、ほぼ毎週欠かさず観ています。
ということで、冒頭の濁川で察しがつきましたから怒られずにすみそうですね。
花の季節を迎えます。
これからますます沢登りは楽しくなりそうです。
by 伊閣蝶 (2018-07-03 12:54) 

それから、出張を利用した山歩き、私も以前の職場で現役の頃はしょっちゅうやりました。
今ではなかなか難しいところですが。

by 伊閣蝶 (2018-07-03 12:57) 

伊閣蝶様
おっと！チコちゃんご存じで。それも大ファンのようで恐れ入りました。
自分は先々週に初めて知りましてそれからです。（苦笑）
濁川でお分かりとは、流石ですね。
自分も最近出張があまり無かったので、今回は満を持して！以前から睨んでいた振子沢に行きましたが、二口山塊と最後まで悩みました。＾＾；
by のら人 (2018-07-03 17:24) 

お釜の写真でようやくわかりました。(笑)
同じ蔵王でも凡人のコースとはけた違いにいいですね。コマクサももう見れたんですね。!(^^)!　蔵王の別の顔が見れます。
刈田岳の麓のハイウェイから登るのはいかに邪道であるかがわかりました！　(笑)　出来るだけ標高の高いところから登ること・・・・反省です。(笑)
by Jetstream (2018-07-04 13:04) 

Jetstream様
お釜でわかりましたか？　＾＾
写真は出しませんでしたが、特におぞましさを感じたのは左俣の源頭近辺です。遡行途中に強めの硫黄臭を感じ、コマクサ以外何もない、生物の生存を感じられない、熊なんかは絶対にいない！感覚。硫化水素中毒の危険性を感じ、沢床から離れ尾根筋に離脱したのです。ケダモノの勘です。（笑）
邪道では無いですよ。それを言えば木曽駒も那須も同様ですから。＾＾；
by のら人 (2018-07-05 08:50) 

お釜の写真でわかりました。
娘が、山形の大学に行っている頃、車で、この付近を見に行ったのだと思います。もう、昔のことです。
コマクサ、きれいですね。
by テリー (2018-07-08 10:12) 

テリー 様
そうでしたか。
車で簡単に行ける山ですからね。
コマクサは凄い数でしたね。是非。
by のら人 (2018-07-08 15:06)