【生川 小持沢】6/23 [沢・谷]
今回は赤線ですね。
小持山に突き上げる沢ですね、今回は。 小持山! ご存知ですね。 ^^
午後から雨予報なので前日飯能のビジネスホテル泊まりで、飯能5時過ぎ始発で横瀬駅へ。
朝6時から、あの最悪な!セメント道路を1時間強歩きました。
朝6時台にもかかわらず、ダンプどころかトレーラーがガンガン走ってます!
工場と言うか採石集積場の石タンクからは「ゴロゴロガラガラ」と、不気味な音が響いてます。
銀河鉄道999の映画で、人間の魂を抜き取る工場が出てきます。
ベルトコンベアに乗せられた死体から次々と魂を抜き取っていきます。
なんか、あれを想像してしまいます。
山を削り取り粉々にして、次々とダンプに積み込んでいきます。
吐き気がする程、気持ちが悪くなります!!!
山の悲鳴が聞こえてきます!
削らないで!
・・・と。 少なくとも自分には聞こえます。
山にはお地蔵さんやら菩薩、神社などを設けて、山の神様の鎮魂を図ろうと浅ましい狡猾な人間どもの計らいが見えます。
身勝手な!
一度、横瀬駅から、武甲山 生川登山口まで歩いてみると良いです。
否、歩かなければなりません。是非、歩いてみて下さい。
気色悪い事この上ないです。
そして、揺るぎない程、絶対に許せないモノの全貌が見えてくるでしょう。 ^^
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はい、何の花????
南天ですね。 ^^ あまりにボケボケですいません。なぜか縮小出来なくて・・・。 ^^;
花がないない ・・・・ 。 梅雨の花もたくさんあります。
春のアカヤシオと夏の高山植物だけを見ていては、あまりにもはかないですね。
マタタビは旬! 素晴らしく素敵な花、上品この上なし。 ^^
さて、小持沢に入渓です! ^^
巨岩地獄!? 見ごたえありますね!
やはりここは、赤岩チャートが見ごたえあります!
普通の石灰岩とのコラボも素晴らしいです。
渓が美しく石が美しく、結果、水が美しい。 ^^
アクアステルスのグリップも良いです。
まぁしかし、初心者はフェルトの方が良いと思います。
気を使う「ヌメリ」箇所も多々ありますので。 ^^;
午後から雨の予報です。
しかし、山の天気。いつ降り始めるか!?
今年三回目の沢登りですが、一番の「ぜぇぜぇハァハァ」です。^^
飛ばしています。久しぶりですねぇ。
いつもはゆっくり沢の緑を楽しみ歩いてますが、今回は飛ばして歩いていますよ。
左から簡単です。
ウスヒラタケ。^^ 美味しいよ!
さて、1:1の分岐です。
上記は右俣。こちらに進みますよ!樋状。この滝右から簡単に登れます。
1:1二俣の左側です。
二条斜、素晴らしい。
これが今回遡行中最後の滝かな。
カラカサタケが結構生えてますよ。
美味しいです! ^^
過去レポで、イワタバコやミズが結構あると、見てきましたが、自分は全然見ませんでした。
多分、今回は、かなり飛ばしていましたのでゆっくり自然観察出来なかったからですね。
帰路は浦山口駅へ向かい、橋立川沿いに降りて行きましたが、そこではイワタバコの群落に会えました。
夏は素晴らしい花に会えるでしょうね。 ^^
小持沢と大持沢。
過去レポにおいて、小持沢の方が圧倒的に遡行価値が高いみたいでしたので、今回は小持沢を遡行してみました。
それでも最後は倒木過多の為、右の尾根に逃げましたが。^^
1か所「普通の高巻き」をしました。
この「普通の高巻き」がどんなレベルなのかは、「沢のレベル」としか言いようがありませんねぇ。^^
普通の登山道では「絶対に出て来ないレベル」としか、言えません、 ^^;
但し、普通のハイカーにとっては難しいのか?!と言えば、それは個人差がありますね。
結局、行ってみないと分らないので、一度、行ってみて下さい、としか言いようがありませんね。 ^^
先ほど書いたように、帰路は浦山口駅にして、一般登山道で10人くらいお会いしました。
皆さん武甲山ですね。
昼過ぎから雨なのに、ご苦労さんです。 ^^
天気予報さえ無視というか、見ないで来てた若者学生風が多かったです。それでも7人くらいかな。
おばちゃん2人組は雨が解った上での確信犯。強いですね! ^^
そして無事、浦山口駅、11時47分発の電車に間に合い。西武秩父発12時25分発のレッドアローに乗り込み、グビグビ!飲みました! ^^
西武秩父駅で、雨が降り始めました。
ジャスト!素晴らしい沢遡行でした。
(○´ω`○)ノ**SeeYou**(○´ω`○)ノ
2018-06-23 15:13
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コメント(12)
帰りですが、歩いたことありますよ。
横瀬駅まで。
下りだったのでまだマシですね。
でももうこりごりです。(^^;)
by nousagi (2018-06-23 22:35)
武甲山の北面は無残。神社まで車で通ったんですが余りにもREALなんでもう二度と通りたくありません。子持沢、バリ地図でも途中でXとなっているところですかね?高巻きされたところ~尾根へとはキツそうです。このルートで正午前に浦山口へ下られたとは早い。(@_@;)
by Jetstream (2018-06-23 23:43)
横瀬から登山口まで歩いた事はありません
あの通りは確かに近未来の不気味な道路ですね
よくぞここまで削ったものだと悲鳴が聞こえてくるみたい
そうですか! 子持山への沢が独り占めですね
拝見してこれだけで充分です。
最初の足慣らしに武甲山行こうと思ったけれど
皆様の山行を拝見して満足といたしましょう
by majyo (2018-06-24 07:38)
さすが〜、お天気の読みがバッチリでしたね^ ^
滝の周囲の緑が美しいです。きのこももちろんゲットですか?
by kuwachan (2018-06-24 11:10)
nousagi様
自分も帰路にこのルートを過去歩いた時に、吐き気がして、もう二度と来ないと思ってましたが、この沢に最もアクセスが良いのがこれなので、仕方なく歩きました。^^;
最悪ですね、やはり。
by のら人 (2018-06-24 17:18)
Jetstream様
高巻き箇所と、尾根逃げルートは別です。
高巻きはある程度急斜面を登り → トラバース(横移動) → 降る
この作業中のトラバースで難易度が発生します。沢屋は降りは万一があるので懸垂用にロープ持っているので問題が生じにくいです。登りも問題はありません。最後の尾根への詰めも単に急斜面登りなので難しくは無いですね。今回はスピード重視で行きました。^^
by のら人 (2018-06-24 17:23)
majyo様
では一度歩いてみて下さい。
自民党にも吐き気がしますが、この道も吐き気がします。 ^^;
与党 = 武甲山セメント利害関係者 ですね。
武甲山の南面は逆に自然保護されていますので、素晴らしい自然林が残されています。木の実、キノコ含めて豊富ですよ。是非。
by のら人 (2018-06-24 17:27)
kuwachan様
そうです。
バッチリ、予報通りでした。
逆に今日の予報は大外れでしたね。 ^^
キノコも勿論ゲットで、収穫豊富で楽しめました。
by のら人 (2018-06-24 17:29)
削りとられた武甲山、かわいそうですね。
by テリー (2018-06-26 21:01)
テリー様
そうですね。
とても可哀そうな山です。セメントが必要なのは解るのですが。
by のら人 (2018-06-27 16:26)
私が上京した1970年代の頃、既に武甲山の石灰岩掘削は相当に進んでいました。
それでもシルエットは古の兜のような形をしておりましたが、瞬く間に現在のような哀れな姿態となりました。
それから四半世紀くらいのち、クライミングを終えた二子山の上から、醜悪なコロシアムのようになった叶山の姿をみて、思わず涙したことを思い返します。
人間という欲の塊のような生き物の暴挙の数々。
私はこの山域を何となく忌避していたのですが、やはりきちんと現在の姿を見ておこうと改めて思いました。
by 伊閣蝶 (2018-06-28 12:40)
伊閣蝶様
本当に古くから削っていますね。
これを止めさせるには、もう世界遺産にするしか無いですね。^^;
しかしこの辺りの沢がこれ程素晴らしいとは。
もっと早くから知っていれば良かったのですが、やはり見聞きしただけでは信用ならないという事の典型ですね。
そしてすべての動物の中で、最も信用ならないのが人間様です。
だから単独で山中を徘徊している訳ですが。(苦笑)
by のら人 (2018-06-28 14:16)