【野呂川 小仙丈沢】8/16~8/17 [沢・谷]
先週まで忙しない沢・尾根旅だったので今回は、ゆっくりノンビリ行程、とした。
しかし、〇名山が好きでない自分だが、前回まで3連続でたまたま〇名山に達する行程だった。
そして ・・・ 何故か、今回も ・・・。 (爆)
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余裕の行程でノンビリ沢で一泊して、岩魚を釣って焼いて喰らう!
酒を一杯持って行って明るいうちから「ガバガバ」飲む!
先ずはコレが、専権事項であった。 ^^;
昔の様に、平然と生きた岩魚の頭を石に「ガンガン」打ち付け気絶させてから、その柔らかい腹にナイフを入れて、内臓がぁ~ ・・・。 。・゚゚・(>д<;)・゚゚・。 ヒィッ
そんな野蛮人!に回帰?するためのツアーだった。
・・・で、あるからして岩魚が釣れる沢でなければ、いけない。
色々とネットで検索しながら考える ・・・ 。
T先輩が最近やった、「恋」も候補にあったが入渓口から下山口まで、チャリデポ、車二台で一台デポ、下山口近くの宿に強制宿泊?して送迎してもらう、この三つの内、ソロなので車二台は先ず駄目。
チャリも折りたたみ式が今は無いので駄目。強制宿泊?も、今一気が向かない。・・・で結局、却下。(爆)
そして、まぁ放流岩魚でも構わなければ、やはり天下の野呂川水系、である。アクセスも良い。
昨年の岳人「小仙丈沢」の記事をふと思い出し、検索してみると結構遡行記がある。
小仙丈沢には岩魚がいないかもしれないが、野呂川に降りればいくらでも釣れるらしい。(放流モノだが)
で、小仙丈沢にした。 ^^
ちなみに、隣りに大仙丈沢という沢があり名前的にこちらの方がソソラレルが、この沢は単調で滝が無くゴーロ一環の歩きで全くツマラナイらしい。
ハイ! 釣れましたぁ! まぁまぁの型で、8寸のニッコウ岩魚です。 ^^
ちなみに、念のため「川虫」が取れないとヤバイので(岩魚目的のため)、イクラを持参して数投しましたが全然駄目~。 ><
仕方が無いのでアレを採取 ・・・
コレです。カワゲラの幼虫です。オニチョロ、キンパクとも呼ばれていまして、コレで釣れなければソコには岩魚がいない!、とも言える必殺餌ですね。コレに変えてから一撃でした。 ^^
この後直ぐに7寸を追加し二匹を沢の小プールに入れて生かしておきました。小1時間程愉しみましたが、小物が多くなってきたので、終了!
生かしておいた二匹がプールでじゃれ合っています。
おもむろに二匹を掴んでビニール袋に水と共に入れ、生かしてテン場まで持って行こうと考えましたが、ビニール袋の中で暴れます。
あぁ~ ・・・ やはり ・・・ 俺には出来ない! とてもじゃないが、昔の様に殺せないぃ! ・・・
昔ね、小雨が降る中、木曽御岳の奥深い渓流で岩魚を釣ってて、やはり小さいプールを見つけて生かして置いたんですよ。 その日は釣果が悪くて小物ばかりで生かして置いたのは一匹だけ。 その一匹を捌こうと、プールに戻ると、いない!んですね。 そして近くを見ると、なんと! ・・・
沢まで3m位ですかね。沢に向って、歩いて?いるんですよ。小雨降りしきる中を・・・。「ハゼ」みたいにお腹を下にして胸ヒレで「ヨイショ!ヨイショ!」って漕いでいるんです。(這っている) 河原を。
呆然としました。
その内に、捉えるどころか「ガンバレー岩魚ちゃん!」状態でありまして ・・・。 ^^;
無事、その岩魚は沢へ復帰していきました。 それから、岩魚を殺せなくなりました、とさ。
優しいですねぇ。 のら人。 惚れ惚れしますねぇ。 自惚れる位。 (爆)
で、結局? ・・・ 今回捉えた二匹も逃がしてしまいましたぁ!
岩魚ってね、虹鱒なんかと違って「ヌルヌル」なんですよ。そのヌルヌルした「裸体」を手で掴むと ・・・ もう・・・
あっ、間違えた 「魚体」 ね。 (爆)
もうねぇ ・・・ とてもじゃーないが愛らしくて殺せませんです。
これで、今回の本物の「獣人!?」復帰大作戦は、水泡に帰しました、です。 ^^;
さて、唯のヤサ男に戻ってしまいましたが、早めにテン場を作って自棄酒?に致します。 ^^
小仙丈沢橋上から上流。 ここから入渓です。
入渓後暫くで6m滝です。 なかなかの秀滝です。 右壁から簡単です。 水量は少なめかな?
さて、絶好のテン場が近いとは聞いていましたが、入渓後15分で着いてしまいました。 ^^;
今回は贅沢にプレモルにしましたぁ! 真っ先に「ブツ」を沢水で冷やしま~す。 ^^
家が完成。 ^^
一の大滝が見えてます。
北岳に見守られたテン場です。
ハイカーの大好きなたくさんの「お花」が咲き乱れ「ベニヒカゲ」が乱舞しています。
こんな感じね。 ^^
沢山のお花とチョウチョを眺めながら、グビグビ飲んで酩酊状態になりまして、昼が長い事に気付きました。
まだ正午くらい、でした。 ^^;
そう ・・・、自分は今は「沢師」かも知れないが、それ以前に「キノコ師」なのだ!
時間もたっぷりあるので、早酩酊状態ではありますが急斜面のシラビソ林の尾根上部に向けて登りました。
標高を上げると「一の大滝」の上部に「二の大滝」も見えました。
シラビソ林に着くと先ずは「薪」になりそう大木を急斜面から2本落としました。
そして、暫くウロウロすると ・・・
あ~!!! あったぁ!!! ・・・
うひょ~! 久々の「ポルチーニ君」ではありませんかぁ!
近くを少しウロウロしましたがポル君は大抵自分と同じ「ソロ」です。 ポツンと一人寂しく生えています。^^;
まぁ、1本でもポル君、ですから。 高級茸です。 充分です。 ^^
早速、野外キッチンタ~イム!
ポル君は乾燥させた方が香りが増すので、適当に切った後、暫く天日干し。
木苺をツマミながら ・・・
焚き火を起こします。 のら人は焚き火名人?でしてね。 少々湿っている悪いコンディションでも、いつも一撃点火させちゃいますよ。
あぁ~・・・「恋」の方も「一撃」で点火させちゃいますから、女子の方々は注意! ホレ(゚Д゚*)ノ⌒【愛】(-_-*)ポッ
ポル君のホイル焼き ・・・ 完成でぇ~す!
味? ・・・ ウマウマァ~!!! O(≧∇≦)O イエイ!!
旨過ぎ、です。 味付けは塩だけですが、他のキノコには無い旨みです。野生の本シメジよりも上等ですね。^^
さて、ポル君の旨みに気を良くして更にガブガブ飲んでいると ・・・
3人組がやってきました。 やはりこの辺りにテン場を求めるようです。
手前が自分のツエルトで奥に3張りしています。
手前で大木をノコギリで切ってますね。先程自分が上から落とした大木です。分けてあげました。^^
3人組の方々は駒ヶ根の山岳会の方達の様です。
彼等も焚き火を始めて、ふと「異な光景?」が見えました。
「んんん!?」
ソロソロと酒の入ったカップ片手に近寄りました。
するとぉ!
ガ~ン!
岩魚ちゃん、ではありましぇんかぁ! それも美味しそうに焼けています。
・・・で、1本くれました。 (爆)
情けない事に「殺し」が出来ない身にも関わらず、既に殺され美味しそうに焼き上げられた岩魚は、平気で食べられるんですね。 これでは一般的な現代人と、なんら変わりません。情けない限りです。
でも、美味しかったぁ! ヽ( ´¬`)ノ ワ~イ
まぁ、自分が殺せないのは岩魚だけです。
他の渓流魚は平気で殺せます?ので、ヨシとしましょう。(何がヨシなんだぁ?(爆))
その後、1時間程雷雨がありましたが直ぐに止み、暗くなるまでグダグダと飲み続けました。
ポルチーニと、貰った岩魚のおかげでニヤニヤでした。 ^^;
明けて翌日。
同様に出立準備を始めている3人組に岩魚のお礼を言い、自分が先に出発します。
しかし、ザックが微妙に重いです。酒は全て片付けた筈ですが、ツエルトを20mロープで張ったため、そのロープが雨露をタップリ吸って重いんです。 自分にとっては、嫌な重さ(13㎏位)でした。
あまり調子が良くないまま ・・・
適当に書き込みました。
一の大滝です。自分は直ぐ右の尾根筋から這い上がり、大滝の落ち口の高さ辺りからトラバースしました。
ガレをトラバース中。
大滝以降も巻き道が結構続いていたので、それを利用します。
沢に復帰すると、もう二の大滝が見えます。
幾つか小滝を直登します。
二の大滝。
今回はコイツが核心でしたぁ。 ヤバカッタ ・・・ 久々に。 チビリそうになりました、途中で。 (爆)
この滝は幾つかルートがあるようで、右の大滝の右壁、左の細い支沢の直登、その右の草付き等々があるようです。草付きが簡単?というレポがあったので、草付きから(赤線が自分のルート)登りますが、かなりの斜度で草をしっかり掴まないと転げ落ちる斜度です。
何が簡単?なんだぁ~、です。 ^^;
それでも、ある程度攀じると直登出来ない斜度になり、さて左に逃げるか、右の草付きを回り込むか・・・。
すると左に沢を横切るトラバースラインを見付けました。かなり、立っていますがスタンスは取れそうです。
コレね。 意を決して、写真手前から左上方へ向けて、一歩を踏み出します。
。・゚゚・(>д<;)・゚゚・。 ヒィッ
物凄い高度感です。 落ちれば勿論、即死です。 激ヤバッ!
それでもスタンスは取れるからと、一手一手確実に攀じっていきます。
しかし、こんな時に限って13㎏位のザックを非常に重く感じます。背中を後に引き攣られる様な感覚です。
それに、ヌメッた箇所が数箇所あり、肝を冷やします。
そして水流をまさに横切る箇所では、それまでのガバホールドが無くなり、甘いホールドしかありません。><
スタンスさえも外傾し、あまぁ~い!!!
3点支持ですが、その3点が「アマアマ」なんです! (爆)
その「アマアマ」の3点に絶妙なバランスで力をかけて、「グイッ!」と、一発!
シャワーをドップリ!と浴びて「膝」まで使って何とか乗り切りました。少し足が震えていました。 ^^;
その後、木登りで落ち口に達した時、ザックまでビショ濡れでしたが、実に爽快! でした。 (*^-゚)vィェィ♪
あ~面白かった! (爆)
この、二の大滝は色々なルートを取れると思います。未だマイナーな沢らしいので、今後もっと簡単なルートが紹介されるかも知れません。自分が取ったルートは、初級者はロープ確保が無いと危険だと思います。(5人に一人は落ちそうな気が・・・^^;) 体感で、核心一手が「Ⅳ」でした。 ソロなら空身で攀じって、後からロープでザック回収も良いかも・・・。 ご参考まで、です。 ^^
二の大滝が終われば、難所はありません。快適に遡行を続けます。
最初の二俣を右に進んだ所から。北岳が見守ってくれます。水量比は1:4くらいかな。
連爆帯。簡単です。 ^^
このような赤茶けた苔が、滑ります。 ^^;
両岸にダケカンバが多くなるとタケネコウリンカが多く、巻く際に踏み潰しそうになります。 ^^;
優雅な滝です。 素晴らしい雰囲気でした。 ^^
標高2550m辺りの二俣です。水量比1:1です。
この少し下流に右へ分かれる涸支沢がありますが、上流でこの写真の右の支沢と合流します。
で、ココは右に行きます。
最後の詰め、です。
途中一旦、水が涸れましたが、直ぐに復活。その後ギリギリまで水は涸れません。
んんん?! 何がギリギリなのかな? これを詰めると、何が出てくるのかな? 白々しいですねぇ。(爆)
勿体ぶって、振り返ります。 ^^;
背景は北岳から、鳳凰に変わっていました。
さて、何を勿体ぶっているのでしょう。 分かるかな? ^^
名峰 仙丈ヶ岳。
何故、名峰なのでしょう ・・・。
そうです! その何故?には一般ハイカーは触れることは出来ません。 上?から見下ろすだけ、です。
沢を詰め上げた沢屋のみ、が得られる光景なんです。
では行きますよぉ!
ドドォーン!
如何ですか? カールの底から360度。 すんばらしいぃ~! \(^ ^)/ バンザーイ
歓喜の震えが止まりません。 ^^
では、もう少し ・・・ 。
いいでしょ! ^^
稜線からは話し声や叫び声?が聞こえてきます。良く目を凝らすと沢山いました。 ^^
カールの中は物凄いチングルマのお花畑でしたよぉ! 稜線上では全然お花は見ませんでしたが。(苦笑)
さて、既にヘロヘロですが暫くノンビリしたら稜線に詰め上げねばなりません。
ハイ松の藪漕ぎは勘弁ですので、適当なガレ場のルートを見つけて最後の登りにかかります。
ガレ場ルートは好天ならば直ぐに見つけられます。逆に悪天だと苦労するかも・・・。 ^^;
ガレを詰めて高度を上げて行くと、右に北岳、左に富士が・・・。
蒼い空に一条の飛行機雲。
最後のガレ詰め。 急に見えますが ・・・ 急です。 (爆) 嘘です、簡単ですよ。
甲斐駒の左に八も見えます。
ハイ! 登山道に出てきて、終了! です。 (v^ー°) ヤッタネ
テン場から3時間40分でした。
下山後の北沢峠 長衛荘の生ビールの味は最高でした。 O(≧∇≦)O イエイ!!
今回は望み通り ・・・ 「釣る(岩魚)」、「狩る(キノコ)」、「攀じる(滝)」
三拍子揃った沢行を楽しめました。
また最後の、「カールの底」は痺れます。 素晴らしいです。 v(=∩_∩=)ブイブイ!!
日帰りも充分可能な「小仙丈沢」。
お勧めの1本です。
是非! ^^
2013-08-18 16:50
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コメント(14)
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沢泊はいいですよね。
いろんな楽しみがあります。
それにしても焚き火も恋も一撃とはさすが(陸)釣師さまです ^^
秘訣を教えて欲しいです。
さらにどこでもクッキング、しびれる登攀とまた獣人に戻りそうですが一歩踏みとどまってますね。
沢を登ったものだけの景観はまさに同感です。
歓声を上げたくなりますね。
by tochimochi (2013-08-18 21:20)
こんばんは。
必死に川に戻ろうとしている健気な岩魚を見てしまったら食べられなくなってしまいますよね。
自分が獲ったら余計にそうなってしまうと思います。
私は一般人ですからもちろん死んでしまっているものを食べるのは全然気にならないですけど(^^ゞ
お隣さんから頂けてラッキーでしたね(^_-)-☆
ポルチーニの天然ものはさぞかし美味しかったことでしょう!
カール・・・千畳敷カールかと思いましたよ。素晴らしいですね☆
by kuwachan (2013-08-18 22:59)
またまた涼しそうな沢遡行。 カールの底からの景観は素晴らしいですね。 沢師の特権ですね。 でも沢のコース取りは難しそう。(@_@)
火を焚きつけるのもお上手ですが、時折ヤケドをしませんか? (笑)
岩魚をつまみのお酒はおいしかったでしょう。!(^^)!
テン泊装備+酒だと12~13KGになりそうですね。 重い!
by Jetstream777 (2013-08-18 23:37)
tochimochi様
そうです! 沢泊が一番ですね。 ^^
焚火は、以前はガムテープ(紙製では無く、糸?製)が一番でしたが、最近は小型軽量の着火剤を使用してます。どちらも、多少の雨迄なら、間違いなく引火しますよ。女性の心に引火するかは保証できませんが・・・。(爆)
先輩もこれを機に!?、昔!では無く、現在進行形の「山男」として末長くあって欲しいと願っております。 ^^
by のら人 (2013-08-19 20:30)
kuwachan様
こんばんは。
そうなんですよ~・・・。
生きてる可愛い岩魚を「その手で」一回でも掴むと、・・・殺せなくなりますよ。ヌルヌルで ・・・ ほんと。 ^^ 殺生をし過ぎたのかもしれません、・・・ 悔い改め ・・・ 坊主にでもなろうかな? ^^;
ポルチーニの生、現役!を食べた日本人はキノコ師以外はほとんどいない!筈です。 物凄い!旨い!ですよぉ~! ^^ はっきり言ってマツタケより味は「上」だと個人的(世界的?)には思ってます。
by のら人 (2013-08-19 20:51)
Jetstream777様
涼しい遡行でしたよ。 ^^
更にJETさんが完登を目指している〇名山にお邪魔しています。ケダモノ如きが失礼とは存じますが ・・・ すいません。 ^^;
良く分かりましたね! やけど・・・。
しました。(爆)
どうも、焚火に夢中になると一か所位は火傷しますね。
登攀の要素さえ無ければ、20㎏までいけそうですが、「登攀」が絡むと微妙なところで、11㎏以下に抑えたいです。 ^^;
by のら人 (2013-08-19 21:08)
天気が良くて景色が最高でしたね。
ヤマドリタケにイワナと景色をつまみに一杯、いいですね~
山もブームですが、沢やる人も増えてきているんでしょうか?
我が隊は、調査に行ってきましたよ、後ほど報告します。
by 撮影係 (2013-08-19 22:28)
立て続けのヴァリエーション山行に、毎回胸を躍らせながら拝読しています。
しかし、沢師ののら人さんが、せっかくつり上げたイワナをリリースするとは些か奇異な感じもしました。
やっぱりとっても心優しい方なのだなと。
私などは、釣果があれば、何はともあれ「頂く方向」で考えてしまいます。
イワナの場合は、山刀の柄で頭を殴りつけ、そのままさばいて刺身にする、とか。
それから、キノコの収穫も嬉しいことですね。ヤマドリでしょうか?
それにしても二の大滝、のら人さんをして手こずらせるのですから油断なりませんね。
by 伊閣蝶 (2013-08-19 22:28)
撮影係様
少し雷雨にやられましたが、概ね良い天気でした。
ポルチーニと岩魚は酒の肴に格別ですね! ^^
飲み過ぎてしまいます。 ^^;
沢やアルパインをやる方は、果たして増えているのか?!
これは、結構難しい問題です。
リードや単独が出来ないし、初めからやるつもりもなく、セカンドのみでルーファイもせず、あくまで「連れて行って貰うだけ!」の中高年者は確実に増えていると、思われます。 ガイドさんや熟練者が一緒に付いていれば特に問題は無いと思いますが、若者が育たないと結局は日本の登攀の将来は無いですよね。今後の大事な課題だとは思いますが、所詮ケダモノの自分には、あまり関係の無い事です。(爆)
by のら人 (2013-08-20 20:21)
伊閣蝶様
いえいえ ・・・ 決して易しい訳では無いんですよ。
ヘタレなだけです。 ^^;
自然には優しく、人間には厳しい ・・・ のかも知れません。
だからこそ、 人間失格 → ケダモノ 、と呼ばれてしまうのです。(苦笑)
キノコはその通りでヤマドリタケです。
二の大滝の核心はその高さが久々でした。20m以上だった事と、滑っていた事、ホールドがスローパーだった事、水流ど真ん中であった事、これらが複合で合わさり、まぁ・・・たまたま難しく感じたのです。これが5メートル滝ならⅢ-以下に感じたと思います。失礼しました。 ^^;
by のら人 (2013-08-20 20:32)
野呂川は釣り師憧れの川のようですね。
ネットで検索すると、小仙丈沢の沢登りの記録は少なからずあるようですが、「三拍子揃った沢行」は、のら人さんだけのようですね。
二の大滝登りのくだりは、ハラハラドキドキで読ませて戴きました。
by ヴェール (2013-08-20 23:27)
ヴェール様
そうなんです。
野呂川は、釣り師、特にフライフィッシャーマンが多く訪れる所です。
なので、彼らはキャッチ&リリースが基本のため魚影が何時までも多いのと、放流自体も多いので、日光岩魚がウヨウヨ?!いるんです。 ^^
ただ、本来のヤマト岩魚はほとんど全滅だと思いますが・・・。
三拍子 ・・・ 確かに、「キノコ」のみは抜けるケースが多いようです。^^
二の大滝は多少大げさに書きました。ほとんどのレポがⅢクラスで書かれていて、確かにそうなんですが、源次郎!?の様に、勘違いする方々が間違って踏み込まない様に、です。^^; 著名な行列の出来るアルパインルートと違い、「沢」は人気が少ないですので、亡くなった後にご家族に会えるのが、かなり遅くなりますので・・・。 警鐘の意味合いで。(苦笑)
by のら人 (2013-08-21 21:19)
毎度仕事中?こっそりと楽しく覗かせていただいております。
野呂川パート2といい前回の剣といい、いやはや登山、沢登りの域を越えてますね!!!J3つ!です。
本人はのんびりって言ってますけど、釣りに、山菜、きのこに、焚火に、バリルート(しかも沢・ガレ・崖・藪)で3k級登頂・・・並の人じゃマネできなですよ!さすが野人(あっ失礼)。
バリルート、特に南アの情報発信これからも、楽しみにしてます。
by モリちゃん@しずおか (2013-08-23 00:11)
モリちゃん@しずおか様
仕事中の「こっそり」 ・・・は、自分もそうです。(爆)
直近は野呂川にしまして、これは山梨県側からですが、ちゃ~んと!?静岡側から入れる、それも物凄い簡単で、沢登りでは無く、一般の人でも行ける「沢歩きルート」を今年中に予定しています。 但し、自分は二軒小屋に泊まる財力は無いので、伝付から入山したい所です。 ^^;
静岡いいなぁ~ ・・・ 住みたいなぁ~ です。
by のら人 (2013-08-23 20:25)