【富士山麓～2012キノコ発動！～】８/１１

 

 

 

さて　・・・

ほとんどの読者の方々には「興味ない」、「つまらない」記事、の季節がやって参りました！　

今年の厳しい山行のノルマ？は、ほぼ達成したので、これからは「ゆるり？」と山を愉しむ事とします。

悪しからずご了承下さいませ。　

 

しかし、富士山の裾野には沢山の「小山」があるんですねぇ。　展望が効かない山頂が多いみたいですが・・・。

登ってみなけりゃ、分かりませんね。　百聞は一見にしかず。

と！、いう事で、とりあえず「幸助山」を登りながら、キノコも狩ってみました。 　 

 

 

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先ずはいつもの林道経由で、幸助山の至近では無く少し遠めからキノコの様子を確かめながらアプローチ。 

 

 

全然、生えてませんよ。　　　このアンズタケだけですね。　これは結構生えてます・・・が！ 

最近このキノコ食べる日本人は少ないと思います。唯でさえ放射能騒ぎがある上に、このキノコは特に放射能を多く溜め込む特性があるため 、通常時でさえ危険と言われ始めています。　よって、自分は緊急時？だけ「放射能抜き」の技を駆使して食べるでしょう。　　　しかし、このキノコは全世界では、一番多く食用とされている最もポピュラーなキノコなんですよ。

 

 

 

キノコが全然無いなぁ～、と呟きながら幸助山頂上に達しました。 

おぉ～！　晴れていれば富士山の大展望台ですよ、ココ。　木々が立ち枯れして、開けてますよ。

ココは穴場ですね。 

 

 

一旦、幸助山を下り富士スバルラインに出ました。　流石！車が全然走っていません。通行規制中ですから。 

排気ガスもほとんど感じず、爽快な富士山でした。 

そして、更に高度を上げてキノコハンティング

なんと！いつもの？赤い可愛い「頭」だけが見えましたので、慎重に柄にかかっている苔を剥がすと　・・・

 

 

 

ベニテング（毒）でした。 　　　放置！

 

フカフカの苔は最高です。　他の普通の山とは全然違います。

「ブナの森」や「沢・滝」もマイナスイオンで有名ですが、富士山のこの「フカフカ苔の樹海」の方が一枚上手の様な気がします。　相当自分的には評価が高い、です。　凄くフレッシュな最高な気分に浸れますよ。　是非～。

しかし、キノコ　・・・　　全然生えていません！　 

結局、標高2000ｍ近くまで登り、探しましたが美味しいキノコが生えてません。 

仕方なく、下山開始。

 

そして暫く下っていると、立ち枯れ木に異な光景が　・・・ 

 

 

 

ウォォォ！　久しぶりだね、マスタケ君ではありませんかぁ！ 　それも若い株です。

このキノコは古い株は食べれません。フレッシュな若い株だけ食べれます。一度に大量に収穫できて美味しいので大変有り難いキノコなんです。　　やっと、ゲット！ 

ちなみに、魚の鱒の様な鮮やかなサーモンピンク色が、マスタケの名前の由来になっています。 

 

さて、幸助山周辺はマスタケの収穫だけで撤退。 

移動し1400ｍ位に標高を下げ再びハンティング開始

あっ、そう言えばこの日は林道上で車10台位見かけましたよ。勿論キノコ師の車ですね。 

帰りの要所で、キノコ検問？をやっていました。この辺りの組合の鑑札は2000円（夏秋シーズン券）です。必ず購入してから入山しましょうね。また、キノコ券では無く入山券です。　写真撮るだけの入山でも基本的に鑑札が必要で結構トラブルがあるみたいですよ。　注意

 

しかし移動後、やる気充分の「のら人」に恐るべし吸血蝶が　・・・

 

ギャァァァァァァァァァ　 

 

 

 

 

 

 

怪蝶？　吸血マダラ？　です。　（嘘） 

良く飯豊とかで「ベニヒカゲ」が塩分をペロペロするために 、寄ってきますが、「アサギマダラ」に吸血（まだ言うか（爆））されたのは初めてです。

それも相当惚れられた？らしく何度振り払ってもまとわり付いてきます。　最後は指先を出せば素直にそこに乗り「ペロペロ」します。良く観察すると直ぐ乾くんですが一旦唾液らしき水分を出しながら「ペロペロ」やってます。

このアサギマダラは間違いなく？「メス」ですね。　そして、やはり・・・のら人はイケメンだったのだ。　（爆） 

 

 

早速、コガネヤマドリを発見。　ポツポツ生えていますが食べれる状態の良いモノはほとんどありませんでした。このキノコは直ぐに虫にやられます。

 

出ました！　ハナビラタケです。　上に小さい株、下は大きい株です。　こんな感じで倒木に生える事もあります。　下の大きい株だけゲット！

  

 

 

タマゴタケも収穫致しました。

 

本日の収穫。

 

 

 

そして、恒例？の３分クッキングのお時間です。　（苦笑） 

お腹が鳴りますよっ。　

 

 

サーモンのムニエル　タマゴタケとコガネヤマドリのトマトクリームソース　クレソンを添えて・・・　　です。 

キノコの濃厚な旨みとトマトの酸味がサーモンを引き立てます。　ウマウマァァァ！　 

 

 

 

 

アップ！　＾＾；

 

マスタケたっぷりのペペロンチーノ　です。

シンプルイズベスト。　マスタケは一旦湯がくと更に鱒に似たオレンジ色が引き立ちます。

マスタケの食感と旨み　・・・ 堪りません！　　旨すぎ。　

 

 見せつけるだけ、見せつけられて　　・・・　　　　　　ですかぁ？　（爆） 

 

 

あ～楽しかった。　やはり、自分にはハンターの血が流れているようです。　＾＾；

 

今年もキノコ師達の「熱い戦い？」 が始まりました。

 

主戦場は勿論　・・・　富士山　です。　　頑張りま～す。　

 

 

コメント 18

のら人さんて何者？
いや、ケダモノ以外に。(笑)
どうしてこんなにキノコ詳しくなったんでしょう？
花と違ってキノコって、そう簡単に
覚えられるものではないでしょう。
才能ですね。
by nousagi (2012-08-12 10:10) 

アサギマダラに愛されるなんて、すごいですね。
by テリー (2012-08-12 14:38) 

nousagi様

＞何者？

ＹＥＳ！　・・・・・・、ケダモノですが　・・・・　
なにか不審な点でも？　・・・。（苦笑）
花もキノコも同じですよ。
覚えたい！、と思えば覚えられます、きっと！　＾＾
by のら人 (2012-08-12 20:23) 

テリー様
アサギマダラは予想外でした、・・・正直。　＾＾；
でも、素晴らしい蝶ですね。2000ｋｍ以上の海を渡るとは・・・。
by のら人 (2012-08-12 20:26) 

えぇ～！もうケダモノ山行は終わりですかぁ？
まだまだジャンプアップしてもらわないと・・・＾＾
それにしてもほんとにキノコに詳しいですね。
それに料理の腕も相当のものかと。
きっとのら人さんの前世はマタギだったんでしょうね。

by tochimochi (2012-08-12 22:00) 

こんばんは。
キノコ狩りって秋にやるものかと思っていたのですが
真夏もOKなんですね。それにしてもよくご存知ですね。
素晴らしいです！そしてお料理もとっても美味しそう^^
是非ご馳走してください（笑）
蝶々って人間に慣れるのですね。びっくり～！
by kuwachan (2012-08-12 22:13) 

料理もお上手なんで、いつもびっくりしています。　バリエーションと岩登り、　キノコ採りと多彩な才能を感心。　文才はあるし。　!(^^)!
気掛かりなんですが、毒キノコにあたったことはないですか？
夏を越せば、富士のあたりの山もいいですね。
私も、もう少しで今年の目標・ノルマ？は達しますので、　ゆるりと楽しめる山行にシフトします。
by Jetstream777 (2012-08-13 11:06) 

tochimochi様
先輩もまた！始めるなら、自分もやりますよ。　ケダモノ山行。
どうです？　＾＾
これ以上、やってたら近いうちに死んじゃいますよ。　＾＾；
前世がマタギなら良かったんですが、最近では「虫」さえ殺せなくなりましたね。　ケダモノどころか、優しいイケメン？　になったのでしょう。（爆）
by のら人 (2012-08-13 20:36) 

kuwachan様
こんばんは。
キノコは夏どころか、春そして冬も生えてますよ。　＾＾
春は春シメジとかシイタケ、ヒラタケ。冬はエノキタケとか。
ご馳走しますよ！　　えぇ～・・・セレブな kuwachan様からはキノコフルコースで１万円で如何ですか？　（爆）
蝶は野性味溢れるケダモノがお好きな様です。　＾＾；
by のら人 (2012-08-13 20:41) 

Jetstream777 様
またまた　、・・・　褒め殺しで死んじゃいます。　（爆）
キノコは当たった事ありますよ。　　確信的に当たりましたね。　マジックでは無いですよ。　＾＾；　　　灰色シメジで当たりました。　当たっても死なないキノコで一度確信的に当たってみれば、キノコを奥深く理解する事が出来ます。
でも、致死利率が高いキノコは絶対に食べてはいけません。　　次のノルマ山が気になりますね。　楽しみにしてますね。　＾＾
by のら人 (2012-08-13 20:50) 

ベニテング（毒）でした
このキノコはなんか不気味ですよね＾＾；
詳しいのら人さんはすぐにわかるのですよね
それにお料理もさすがです
天才ですよね＾＾

岩にキノコ採りと多彩な才能です
尊敬です＾＾
by ひろたん (2012-08-13 22:23) 

タマゴタケは良く若い個体を登山道近くで見かけますが、あまりに派手なため
とても食用とは思えませんよね！
私は食べるの無理～＾＾

by CARRERA (2012-08-13 22:46) 

ひろたん様
ベニテングはポピュラーな毒キノコで、世界的にも有名ですね。
色んなアートのモチーフになってます。　＾＾
キノコ狩りを本気でやれば、必ずバリエーションルートを歩くことになります。
それも必死でマツタケなんかを探していれば、足が吊るほどの急斜面の登り降り等も出てきますので、結構クライミング要素もあって面白いですよ。松茸のプロ？は痩せ尾根で懸垂しながら、採るそうです。
by のら人 (2012-08-14 04:55) 

CARRERA様
そうですね。
良く登山道近くでも見かけます。　自分は以前インスタントラーメンの昼食にする時などに１本、２本放り込んでいました。　味的に中華スープとかシチューに合いますね。　＾＾　　　　是非お試しを　・・・。　＾＾；
by のら人 (2012-08-14 05:00) 

アンズダケ、マスタケ、ハナビラダケなどの収穫があったとのことで、これは羨ましいところです。
タマゴタケは夏に取れますので、私も楽しみに山を登りますが、マスタケやハナビラダケにはなかなか出会えなくなりました。
ヤマドリダケは、毒のある種類もあるので、見かけても今は採りません。
それにしても、のら人さん、お料理も天才的にお上手なのですね！
拝見するだけで、思わず喉が鳴る想いでした。
by 伊閣蝶 (2012-08-14 21:47) 

伊閣蝶様
さすが、 伊閣蝶さんはお詳しいですね。　　きのこ。　＾＾
なかなかバリエーションやらキノコに対し偏見？があるようで一般的な方々に受け入れられず、ケダモノ扱いを受けているところ、救いの神のようでもあります。　（苦笑）　　ヤマドリ系は、あれですね？　　毒ヤマドリがありますね。これが一番やっかいですが、憶えてしまえば簡単にスルー出来ますよ。＾＾　　
料理は人の為なら作れますが、自分だけが食べるなら作れない（創作意欲が湧かない）んです。　（苦笑）
by のら人 (2012-08-15 20:10) 

いいですねぇ〜！！
日本に帰ってきてからスーパーのキノココーナーの種類が少なすぎて、
なんでこんだけ！？と思っていたのですが、山にはアンズダケも
たくさんあるんですね。他にも美味しそうなキノコがたくさんっ！！
いったいどういう仕組みなのでしょう？
秋になると、キノコのリゾットを作りたいけど…物足りない。
シメジとエノキとシイタケとエリンギ・マッシュルームしかないです
もんねー。
by みんこ (2012-09-10 09:31) 

いいですかぁ？　＾＾
＞シメジとエノキとシイタケとエリンギ・マッシュルームしかないです
もんねー。
はっきり言って、これらのキノコでリゾット作っても美味しくないですよ。＾＾；
「洋風のコク」の無いキノコばかりですからね。
ヨーロッパで良く食される、やはりアンズ、カノシタ、ポルチーニが欲しいところ！ですね。
by のら人 (2012-09-10 19:09)