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【菌融庁検査 2022秋~松茸五目~】9/22 [キノコ]

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はい、こんちは。


今回は3週間ほど前に新規偵察した山に再度踏み込んできました。

太公望達が遊漁船に乗って釣りをする時に、様々な魚種を狙う釣り船がありますね。

その中でも取り分け人気があるのが、「真鯛五目釣り」です。

お魚の王様である「真鯛」を含めて、その他の五目釣りを楽しむのです。
そもそも真鯛は高級魚ですが、その他もワラサ等の青物や、アマダイ等の高級魚も同時に狙えるので特に人気があるのが「真鯛五目釣り」となっています。


して、これを菌融に当て嵌めると、やはり「松茸五目狩り」でしょう。^^

それも簡単にお子様でも楽しめるような安全な「狩り」でなければいけません。


簡単にはいかないでしょう! 松茸含めるんだから!

と、普通の方は考えると思いますが、既に富士山は老人でもお子様でも初心者でも簡単に

「松茸五目狩り」が可能となっております。

但し、放射能汚染が顕著な為、決して特にお子様には採れたキノコを食わせられないです。
非常にリスキーであります。

故に菌融のプロ集団?である菌融庁としましては、お子様でも自ら獲った松茸やその他キノコを安心して食える「お狩場」を開拓せねばならないのです。

それこそが、今回の狩場となります。

よろしく。 ^^


上記は、先ずは!のクリフウセンタケ。
兎に角、旨い! そして群生しますので沢山採れます。難点は「落ち葉被り群生」するため、ごみ処理が面倒なところですな。








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この山の難点は特にはありませんが、敢えて言えば上記の食えない「ケロウジ」が多い。
まぁ、凄い数!
松茸を駆逐する厄介な菌であります。





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そして一本目の松茸。




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二本目。





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なんとこの時期に高級菌アカジコウまで出ました。夏に生える事が多いです。^^



結果、上記以外では、アミタケ、キノボリイグチ、ハナイグチ、クロカワ、ヌメリスギタケモドキ、クリタケ、ヤマブシタケを収穫。
可食ですがアミハナイグチとベニハナイグチ、タマゴタケは採取しませんでした。


最初の松茸が出るまで駐車場から30分程度。それもダッシュで登った訳でも無く、チンタラとキノコをウロウロ探りながらですので、ほぼ汗をかいていません。
標高差もせいぜい駐車場から200mまでですので、山の登りで疲れる事もありません。

これぞ初心者初級者老人お子様向きの、「山」と言えるでしょう。^^



さて、きのこヲタクの中で「松茸専門官」が少なからずおりますね。
松茸のみを執拗に付け狙う。 ^^

そんな方々は、前回記事の松茸の写真と今回の松茸の写真でその「違い」に気付く人もいるのではないでしょうか。

ん!? 前回のは苔の上?

まぁ前回のは、苔の中から出ているのもありますが、そうで無いモノもあります。


決定的な違い。

これが松茸専門官を目指す方にとっては必携の知識となります。


松茸以外のキノコでも気候、気象状況等は発生に影響はします。

様々な発生要因が複合的に絡み合っています。

幾つもある発生要因の中で、よく素人の方が言うのは ・・・・・・

「赤松から生えるんでしょ!」

です。^^;


赤松林で整備されている山はほとんどが「止め山」です。立ち入り禁止です。
長野県を中心にし地元の地主では無い松茸愛好家の方々は数少ない「止め山では無い山」の赤松林にて、松茸を狙っています。

東京神奈川辺りの人は「富士山」ならばコメツガ林、9月下旬以降は1合目の赤松林をうろついています。


前回記事のマツタケの写真は明らかなコメツガ林です。コメツガの落ち葉が見えていますよね。

そして今回の松茸写真に写っているのは?

実は赤松の落ち葉ではありません。

五葉松です。 ^^

クロマツ、ハイマツ下でも松茸は生えるそうですが、自分は見た事もありませんし、獲った事もありません。

あと、アオモリトドマツもマツタケが生えます。これは採った事がありますな。
北海道の松茸ハンターは、この木狙いです。
では、この木が関東圏に生えていないかと言うと、実は生えています。^^


私は特に松茸が好きでは無いので、松茸専門ハンターではございませんが、赤松林、栂林、五葉松林、アオモリトドマツ林にて、それぞれの「松茸のシロ」を持っているのが、真の松茸ハンターと言えるでしょう。
因みに私は栂林と五葉松林が多いです。

それと土壌岩質も結構、影響力があります。
これはあまり教えたくないので書きません。^^



今日もキノコ狩りを企てていましたが、生憎の雨で止めました。


さて、米の脱穀ですが雨ばかりで予定通り進みそうもありません。
脱穀は稲が濡れていると出来ません。

米の予定が崩れると、きのこ狩りに影響が出るのが、困るんです。^^;
しかし、雨が降らないとキノコが発生しないし・・・。

痛し痒し!!!




(○´ω`○)ノ**SeeYou**(○´ω`○)ノ









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コメント 8

kuwachan

今年は今までのところ雨が多いのでキノコの収穫にはいい状態ですね。
今の時期にうちの庭で茗荷が収穫できたのも雨が多かったからだと思っています^^
by kuwachan (2022-09-24 16:35) 

tochimochi

マツタケお狩場を紹介いただきありがとうございます。
ぜひ内緒で教えてもらえませんか^^;
一度でいいから丸焼きを食してみたいと思ってます。
師匠はタマゴタケには見向きもしないんですね。
by tochimochi (2022-09-24 20:03) 

のら人

kuwachan様
今日は八王子の山に行き、大きな栗と大きなミョウガを沢山獲って来ました。^^
雨が多いと、ミョウガは良さそうですね。
by のら人 (2022-09-25 15:58) 

のら人

tochimochi様
お狩場情報。お役にたちましたか?
この場所は、残念ながらお教えできませんが。
沢登りのお友達も多そうですから、近場で松茸が採れる場所を知っている人はいるのでは? 多分いますよ! 但し、知っていても「知らない知らない!」って言うと思いますけどね。 それこそが高級菌なんです。^^ 卵は最近採らないです。壊れやすいのもあるので。
by のら人 (2022-09-25 16:02) 

nousagi

富士山のコメツガ林ですか。
だいたいコメツガと言われて分からないので
どうしようもないです。(^^;)
まあ、キノコには手が出ませんから
自慢話だけお聞きしておきます。(笑)
by nousagi (2022-09-29 21:42) 

のら人

nousagi様
富士山のコメツガ林は有名ですよ。
ど素人でも松茸が採れるので。^^
まだまだ自慢話は足りない様です。
もっともっと取ろうと思えば、採れますので。^^;
by のら人 (2022-10-01 17:52) 

伊閣蝶

「松茸五目狩り」という絶妙なネーミングに感動しました。
私は海釣りをしないので「真鯛五目釣り」は初耳でしたが、なるほどなるほどと頷いてしまいました。
by 伊閣蝶 (2022-10-02 10:37) 

のら人

伊閣蝶様
キノコ狩りはそもそもが釣りで言う五目釣りならぬ、五目狩りの要素を含んでいまして、何が海から(山から)飛び出してくるのか!?ワクワクする要素を含んでいますね。
但し、一応松茸の様な高級菌一種を狙いつつ五目に拡大出来れば、初心者でも頗る楽しい狩りとなります。^^
by のら人 (2022-10-02 20:32) 

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