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【世附川 土沢 三ノ沢】7/29 [沢・谷]

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はい、こんちは。

今回は先週の疲れも未だ少し残っているので軽めに「涼」を! ^^

涼とは言っても、沢。
しかし、ほんま軽い沢です。 5時間未満で全行程。

一ノ沢と二ノ沢の中間尾根(勿論バリ)を降る筈が、一個手前の尾根を下山してしまい、暫くして一ノ沢に出くわす。そこから5、6回左右に渡渉しながら一ノ沢を下降。
途中で、中間尾根に復帰しました。

そんな適当な感じであっても、楽々沢歩きでした。 ^^





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さて、一ノ沢を下降していて、ふと右岸に明らかな整備歩道を見つけ、上記はそれが左岸に移った箇所。
暫く歩くと防鹿柵らしきモノが張ってある箇所にぶち当たり、そこから下降して一ノ沢に降りるより、明らかな中間尾根に少し登ってから下降する方が楽ちんと判断選択。
そのままトラックが走れる作業林道をスタコラ降り、水ノ木林道に出てから二ノ沢の橋を過ぎて、三ノ沢の橋から入渓。






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あまり・・・美しく無い。^^;
もう少し、沖ビリ沢みたいかな?と思っていたが、奥多摩の小渓みたいで決して汚くは無いが、2~4mの小滝と淵を持った滝が時折続く普通の小渓の連続。





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ロープとかハーネスガチャ等々は一応持ってくるけど、最近この手の沢でハーネスなんかは装着した例が無い。ザックの中に突っ込んでいるだけ。(爆)
だって、明らかに使わんならば身に付けてるだけで「カッコ悪い」と思うようになりました。

んんん~・・・、これが進化?か? 唯の「カッコつけ! 卒業」 ^^;

そもそもねぇ、ソロイストあるけど、それ使って単独登攀する訳無いし! ^^
単独ならば、懸垂下降用のみ!のハーネス&ロープだからねぇ。
中級以上の沢に行かないと、懸垂必須!は滅多に出てきませんよ。
だから初級の沢ではハーネスは予め装着しません。・・・カッコ悪いから!(爆)




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左岸がねぇ、ずっとコレ! 鹿避けグルグルテープ巻きの杉植林。^^;
でも、山職人さん達、頑張ってると思いますよ! 鹿糞一度も見なかったし。
鹿の踏み跡はそれなりにあるけど、でもまだ「ヒル無し」の山を守り続ける山職人さん達に感謝。
鹿がヒルを持って来るからねぇ。




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1:2の二股。
これは右です。そして、やっとココから。ココからが三ノ沢の見所でした。^^



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一個滝を超えて・・・。




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来ましたぁ~! ナメスラブ。 ^^
僅かな区間だけどね。 この僅かな区間だけでも、幸せです。^^
そもそもが短距離の沢ですので、一部区間のみでも、ナメスラがあれば上等ですな。




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左岸からのナメスラ支沢。
実はペットボトルどころか、コップも持たないまま出立しまして、水なし! ^^!
故に時折支沢から両手で掬って水を飲んでいました。
しかし、先日の南アルプスと違い、ヌルイ!
但し、上記の支沢はそれなりに冷たく旨かった! ^^




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そして、この5m級を左壁からスルッと登ると・・・




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堰堤です。^^;

この辺りから脱渓して左右尾根に逃げるパターンが多いようですが、今回自分は忠実に三ノ沢を詰め上がりました。その後3か4?箇所堰堤を左右どちらからか超えます。どれも簡単です。


そして、林道に詰め上がり、そのまま踏み跡を辿り登山道へ。



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キノコは先ずは、イロガワリ。食。




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お! と、思いましたが色が薄い・・・。


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裏返すと、やはり ヒロハチチタケ。
こいつは本家チチタケみたいに濃厚な出汁は出ないので、スルー。毒では無いよ。
乳液は本家同様ベトベトするけどね、その匂いが本家はカブトムシ臭。こいつは無臭。^^


今回のキノコはその他は毒のクサハツとか。
西丹沢ではあまりキノコに恵まれませんなぁ。





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鉄砲木の頭から。富士山は残念ながらお隠れです。夏らしく良いけどね。



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ここの山頂に一株のみの、ナデシコ。




やはり、神奈川県人ならば安近短は丹沢。

西丹沢にはヒルのいない楽しい沢がそれなりにあります。

今回の土沢はちょっとした体力温存調整週の時に、軽く1本!、が可能です。^^

暑い!低山より、涼しく楽しいですよ。

是非!



(○´ω`○)ノ**SeeYou**(○´ω`○)ノ






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コメント 8

kuwachan

昨日、今日と暑さのレベルが上がったような感じです。
なので、沢がすっごく涼し気に見えます。
沢の水が冷たくて気持ちよかったことでしょう。
by kuwachan (2022-07-31 14:03) 

のら人

kuwachan様
この日は約半日行程で、それも沢でしたからまさに「涼」で涼しかったです。体力も然程使いませんでした。が、昨日は裏高尾を歩いていたので、暑くて死にました。キノコは大豊作でしたが。^^
by のら人 (2022-07-31 20:21) 

tochimochi

これだけ猛暑だと里山歩きは殺人的ですね。
でも単独遡行はかなりのスキルが要りますね。
軽くこなしてますがさすが師匠です。
ナメスラを見るとテンション上がるのは分かります。
ところでソロイストって何ですか?
by tochimochi (2022-07-31 21:48) 

のら人

tochimochi様
ほんと!殺人的暑さですが、近年は毎年の事ですね。
単独はルーファイだけです。
他にやってくれる人がいませんから。^^; 但し、このルーファイ能力さえあれば、アルプスでも縦横無尽に好きな箇所を歩けるようになります。ソロイストは単独登攀用の数少ないギアです。しかしソロイスト含め多少ギアはあるんですが、完成されたギアは存在しないので、手を出さない方が無難です。^^
by のら人 (2022-08-01 19:17) 

伊閣蝶

流域のいくつかの沢を登り下りする楽しさは格別ですね。
私は沢の下降も結構好きなので、最初からそういう計画を立てる子もありました。
ハーネスですが、初級の沢の単独行では確かに必要ないと思います。
私もそうした沢ではつけません。
ただ、かなり以前、そうした沢の下降時に懸垂が必要となったのですが、ハーネスそのものを忘れていて、スリングとカラビナで急きょ簡易ハーネスを作って下降したことがあります。
あれは恥ずかしい失敗でした。
by 伊閣蝶 (2022-08-02 16:21) 

のら人

伊閣蝶様
沢の遡下行は基本的に尾根筋の登下降と対して変わらない、と言う事がほとんどの日本人には全く理解されていない。と思います。
岩場の難易度の高い尾根のアルパインでも、普通に巻き巻きしますし、同様に沢も難しい滝は巻きますから。^^
簡易ハーネスは結構即席で作った経験がある人は多いのでは無いでしょうか?自分はメンドクサガリなので、肩絡みで済ましますが。^^;
by のら人 (2022-08-02 19:49) 

nousagi

ヒルのいないはずの西丹沢にも
最近、見られるようになった、と
聞きましたが、ここは大丈夫なんですね。
ペットボトルお忘れというと、飲み水がなかったということですね。
まあ、川にはいっぱいあるようですが。(^^;)

by nousagi (2022-08-09 16:50) 

のら人

nousagi様
奥西丹沢には、ヒルはまだいません。
西でも表にはいます。南の方ね。でもそれは昔からです。
山水は、いくらでもありますよ。山水ね。^^
凄くお腹を壊しやすい(生うに、生蟹で直ぐ壊す)私でも、一度も山水でお腹を壊したことはありませんので、安全ですよ。
by のら人 (2022-08-09 21:35) 

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