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【農に生きる】4/30 [農耕]

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はい、こんちは。

上記は昨日、午前中は天気が持ちそうだったので、山に山菜指導に行きました。

今回も美女二人を連れて。^^

そしてなんと、今回は左の美女は20代前半年齢。
若い女子でも山菜に興味ある人はいるんですねぇ。びっくりです。^^;
おまけに色白美人とくれば、「えっ!?」となりますわ。

なんかねぇ、のら人は昨年から「女子運」が絶好調ですなぁ。(爆)

故に、「オヤジ狩り(オヤジを狩りに連れて行く事)」は一切合切止めましたぁ~!!!(笑)

だって、女子の方が素直で、私の言う事の聞き分けが良いんですわ。飲みこみも早い!

対して、中年以上のオヤジは駄目ですなぁ~。何故でしょうかねぇ。

人様に「無料で!」教えを乞う訳だから、より謙虚になるのが常識だと思いますけどね。
「無料」なんだから。^^


さて、今回採取したのは、ハリギリ、ミツバアケビ新芽、三つ葉、ウコギ、ヤブレガサ、モミジガサ、タラの芽、コシアブラ。
特に重点指導したのが、基本中の基本である「三つ葉」と「馬の三つ葉」と「狐のボタン」と「蛇イチゴ」を的確に見分ける事。
そして日頃は余り教えないんですが、今回は特別に?「藪がらし」と「カナムグラ」と「アマチャヅル」の判別方法も教えました。
アマチャヅルは有効活用次第で「金」になりますからねぇ。^^

あと、自分に対しての復習事項としては、ハリギリとオクモミジハグマの葉は結構似ている事に気付きましたねぇ。
人様に教える事により、新たに気付く事もありますから。楽しいですわ。^^




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今年も米の苗はスクスクと順調に成長しております。
今年の早生種は未だ書いておりませんでしたが・・・

亀の尾

です。
日本酒好きな人ならば、ほぼ知っているでしょう。
コミックからTVドラマ化までされた「夏子の酒」で登場する「龍錦」と言う米は「亀の尾」の事ですよ。

幻の米と名高い米です。

但し「夏子の酒」の中では酒米ですが、実はこの米は普通のうるち米なんです。

明治後期から大正時代、昭和初期迄に東北地方で盛んに作られていた当時の主流種米です。
普通にご飯で食べる用です。
それを酒米にも利用してみたら非常に良い酒が出来た、って事ですわ。

しかしその後、数十年間 普通の主食用としても酒米として日本人から忘れ去られ、ほとんど作られることがありませんでしたが、新潟の造り酒屋である著名な「清泉」を醸す久須美酒造が、苦労の末「亀の尾」を3年かけて復活させ、日本酒『亀の翁』を完成させました。その事実をモチーフに描いたのが『夏子の酒』ですな。


さて、そしてのら人の「亀の尾」の種籾を求める旅が始まりました。^^
亀の尾は山形県庄内地方が発祥であり、そこでの生産組合のホームページから先ずは調べ始めました。

しかし、そのHPには悲しい文章が記されていました。

「種籾の販売に関する問い合わせには一切お答えできない! と・・・」


一言!  ケツの穴が小さい! (笑)


しかし、のら人の執念は更に燃え上がります。

執鬼となったのら人は、数少ない亀の尾を生産する農家を見つけ、丁重にメールをしたためてみました。するとなんとも呆気なく、「普通の玄米と同じ価格でお譲りできますよ」との事。

その農家の奥様は大変良い方で、僅かな量の種籾の送料も気に掛けてくれ最安の送料を調べ送付してくれました。感謝感激雨霰です。

そういう経緯にて、昨年晩秋に入手した亀の尾の種籾を4か月ほど温め、満を持して4月初旬に種蒔きをした結果が上記の写真です。塩水選でもほとんど空米は出ず大変優秀な種籾でした。
いずれこの種籾を譲ってくれた農家にお礼をしたいなぁ~と思っています。^^

さて、この亀の尾全盛時代には「西の旭、東の亀の尾」と語られ二大主流米でしたが、この頃の技術力ではうるち米に餅米を掛け合わせる技術がまだありません。

皆さんが大好きなコシヒカリ等は上記の米にもち米等を掛け合わせ「モチモチ食感」を引き出した訳です。しかし、このもち米の成分こそが「米アレルギー」の原因要素となっており、米アレルギーをお持ちの方でも、「旭」や「亀の尾」は安心して食せる次第です。 ^^


私の「米の旅」はまだまだ始まったばかりです。

米と共に生きる、米に寄り沿う旅 「亀の尾編」は今後も続きますのでお楽しみに。 ^^






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さて畑の方に行って見ましょう。
先ずはトマトを3株定植しました。こいつは自然農法で植えたので刈った雑草を敷き詰めていますので分かりにくいと思いますが。3株共にお米作りの師匠から頂いたモノです。大玉一つと中玉二つ。
今年のトマトはこれで走って見ようと思います。
ソバージュ栽培にするので、3株でも大量に採れる予定?です。^^;




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ジャガイモは全部で30株程。 ボケていますが、今年の一番花が咲きました。芽出し後に2月末に植えたモノです。





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美味タス、に挟まれたサニーレタス。 美味タスは半結球のレタスです。昨年秋に蒔いて冬越しして、未だにトウ立ちせずに成長してくれています。 ^^





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ほうれん草。この時期は難しいと思いますが、とりあえず植えています。




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山ウドは元気一杯です。畑のウドは未だ一切収穫していません。 山では採ります。^^;





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アスパラは先週から収穫を始めています。息が長いので夏まではアスパラを買わなくて済んでいます。^^




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空豆君は6株ありますが全て順調です。既に20個程は鞘を成らせています。
定植初期の昨年晩秋に頻繁にニーム油をスプレーしアブラムシとの激闘に勝利した結果です。
収穫が非常に楽しみです。^^





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月桂樹の木も生やしています。
カレーやシチュー、その他洋風料理に少し葉を捥いでは利用しています。クロモジや楠に似た臭いがしてハーブの木としては優秀ですね。




以上、明るい農村? でした。 ^^




(○´ω`○)ノ**SeeYou**(○´ω`○)ノ








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tochimochi

美女を連れての山菜指導とは羨ましいです。プロフェッショナル女子とは別口ですか?
米にも野菜にも道を究める姿には尊敬しかありません。まさにバラ色の人生ですね。
by tochimochi (2022-05-01 10:06) 

伊閣蝶

若い女性は素直にこちらのいうアドバイスや注意喚起などを聞いてくれる、これは本当に実感します。
「オヤジ」は駄目ですね。
以前は、そういう人も山にご案内したりしたこともありましたが、とにかく自分の意見を云いたい、という姿勢が強くてげんなりしました。
亀の尾の種籾、通常の玄米と同じ価格で分けて下さる農家の方がおられて本当に良かった。
以前は主流であったのに希少種になってしまい残念な思いをしている耕作者の人たちにはこうした傾向の方が多いように思われます。
個人の利益とかそういう下世話な感覚とは全く遠い、やはり限りない愛情を以て育て、できれば普及してほしいと純粋に願っておられるからなのでしょうね。
by 伊閣蝶 (2022-05-01 10:52) 

nousagi

そりゃあ、可愛くないおじさんたちより
素直な美女たちがいいに決まってますね。(^^)
「亀の尾」ですか。これもまた初めて聞きました。
手に入って良かったですね。
美味しいお米ができるといいですね。
by nousagi (2022-05-01 17:11) 

のら人

tochimochi様
写真右の女子はムササビ野草女子です。^^
道を追求中であり、極める為には、多分一生掛けても足らないでしょう。故に、一生涯を掛けて楽しめるので非常に幸せです。
by のら人 (2022-05-01 18:55) 

のら人

伊閣蝶様
若い男子は素直さと謙虚さが存在し、それが年を取りオヤジもしくは老人に変貌すると、ワザワザ教えて貰っているにも関わらず、斜に構えて指導者に対し明らかな猜疑心を持つ態度で接するか、小馬鹿にする言動が垣間見え、おもむろ顕著に状態化いたします。もしくは自らの主張を決して変えず、自然の恵み狩りの最低限のマナーを教えているにも拘らず、それに反する行動を平然と行います。それが大変失礼な事である、と言う認識の欠如が「オヤジ&老人化」と想像出来ます。^^  勿論そんな男子ばかりでは無くマトモなオヤジもいます。しかし、女子の参加者にはそんな失礼な輩が皆無なんです。
食物の「種」を繋ぐ事とは、人間の命を未来永劫繋ぎ紡ぐ事です。その事の重要性を理解出来る日本人を一人でも多く増やしたいですね。
私が亀の尾を栽培する事になるキッカケは次回辺りにでも記事にしようと思います。
by のら人 (2022-05-01 19:14) 

のら人

nousagi様
>そりゃあ、可愛くないおじさんたちより
素直な美女たちがいいに決まってますね。(^^)

その通り! 全然良いです! ^^

亀の尾の苗は現在の所は順調ですが、なにせ自分の住む県での栽培成功例を見た事が無いので、これから収穫まで通期全て気が抜けませんよ。^^;
by のら人 (2022-05-01 19:23) 

kuwachan

やっぱりそうでしょうね~(笑)

トマトは昨年買い損ねてしまった無農薬で育てられた苗を
今年は買うことができたのでそれを植えました。
あとオクラを買ってきました。
シシトウが欲しかったのですが見つからず。
今年はゴーヤではなくバターナッツかぼちゃを
緑のカーテンにしようかなと思案中。

by kuwachan (2022-05-02 00:26) 

のら人

kuwachan様
やはり、美女ね。^^

トマト苗良かったですねぇ。
しし唐は大抵お店に置いてありますが珍しい。最近は伏見甘長の方が苦みが弱く人気があります。どちらも辛くは無いし。
グリーンカーテンですか?ウリ科で見事なカーテンを作るのは意外と難しいみたいですね。小型カボチャの立体栽培は面白いかもしれません。自分はアケビかオカワカメでやりたいと思っています。
by のら人 (2022-05-02 19:53) 

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